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2001.1.12
ウルトラマン・タロウ


昨年末に応募した「ペプシマン・トコトコ缶ヘルパー」は、未だに家に到着しません。
運がないなら粘りで勝負と、せっかくシールを50枚も集めて送ったのに、何か基本的な誤りを犯して50枚分のシールがをフイにしてしまったのでしょうか・・・。
私はいま猛烈に不安です。

さて仮面ライダーが誕生以来30年を迎える今年、仮面ライダー・シリーズが復活するという記事が出ていました。
新ライダーの名は「仮面ライダー・アギト」。
アギト・・・。あまりカッコ良い気がしませんね。

私たちの時代、ヒーローが代替わりすると少年達は次代ヒーローの名前を小学館の雑誌「小学○年生」等によって事前にいち早くキャッチしました。
盛り上がったのは「新ウルトラマン」の次が「ウルトラマン・エース」だと知った時。
「エースかあ・・、うーんカッコいい!!」と、小2の私はそれは熱くなったものです。

一方、最も盛り下がったのはその後が「ウルトラマン・タロウ」だと判った時。
この時は子供界全体に激震が走りました。
M87星雲から来るって言ってるのに、そんな太郎だなんて。
絶対に嘘だと祈っていた私達でしたが、タロウは本当に宇宙から来てしまったのです。

ところで、新聞にはこのアギトのヒーロー役を演じる方のコメントも掲載されています。
「この役をやれて光栄です。子供が大好きなので、声をかけられたらアイスクリームでもおごってあげたい。」
子供が大好きなことと声をかけられただけでアイスをおごることは全然別で、こんなことで大丈夫なんだろうかと不安であります。




2001.1.14
ペプシマン・トコトコ缶ヘルパー、到着す!


つい一昨日話題にした途端に、「ペプシマン・トコトコ缶ヘルパー」が届きました!

年末せっせとシールを集めて応募したものの、一向に届かないので何か間違いでもしでかしたのだろうかと絶望の淵にあった私。
しかし昨日帰宅すると、自宅に茶色の封筒に入った不審な郵便物が!
これはもしやと思って開封すると、4種類のペプシマンが走り回っている図柄の箱が出てきたのです。

しかし喜びと同時に非常に気になったのが、包みに刻まれた「0001」という通し番号。
まさかこんな下らないものに応募するのは私くらいのもので、最初で最後の当選者だったのでしょうか?
そう思うと、なんだか猛烈に恥ずかしくなってきました。

結局この番号は、合計4種類のペプシマンのうちの1番目の種類が当選したことを表していると分かりました。
しかしそれなら何千種類もペプシマンがいる訳はないのですから、4桁の通し番号など付けないで欲しいものです。

中はプラモデルのような組立式で、開封後ほどなくペプシマン・トコトコ缶ヘルパーが完成しました。
ゼンマイをフルに巻いても走行距離はせいぜい数十センチで、彼が到着したことで私の生活が劇的に便利になることはなさそうですが、茶の間に彼がいることで何となく楽しい感じになっています。

今後私の家に遊びに来た方には、この「トコトコ缶ヘルパー」がお茶やコーヒー等をお運びしますので、部屋の中では私から余り離れることなく、数十センチの距離を保つようお願いします。




2001.1.16
なぞのサメに迫る


読売新聞の夕刊で、「生命館」なる連載記事を読みました。
るようです。最近は各紙、夕刊にも独自色を出して工夫していますね。
昨日はそこに「なぞのサメに迫る」という不思議なタイトルと写真が。
はるか4億年以上もの昔から、大海原で君臨し続けてきたサメ。両生類、さらには人類へと進化した硬質魚類と異なり、 海での独自の道を選んだサメは、多様な進化をたどっていった。今もなお個性的な新種が見つかっており、代表的な例が 「メガマウス(巨大な口)」だろう。
メガマウス!
既に御紹介してきたとおり、私は口が大変大きいことから中学校時代に「くち」とそのまま呼ばれていた訳ですが、その当時に「メガマウス」などという気の利いた言葉があれば、すぐにでもあだ名をそちらに変更するようお願いしたことでしょう。

記事にはメガマウスの写真も掲載されていましたが、実はどの部分が、その「メガ」と称されるマウスなのか今イチわかりません。
だいたいこのくらいかと思われる箇所に線を入れてみました。白線の内側がくちびるに当たる部分なのかなと判断しましたが・・・。




2001.1.18
アケミ


最近新聞を賑わしている公金流用事件の外務省職員の方。
凄まじい額の着服で情状の余地もありませんが、その使途については非常に興味深いものを感じます。

例えば「競争馬」。
どんなに悪者やメチャクチャな人間でも、悪事を重ね過ぎていると「これはいくらなんでもやりすぎでは」という精神的なブレーキが作動するものだと思うのですが、そうした躊躇が全く感じられず、キッチリ複数頭購入しています。
基本的にはこの「やりすぎ感」が面白さのベースになっています。

さらに私を感服させたのが、その競走馬2頭に「アケミボタン」「アケミタンポポ」と、自分の愛人の名前を付けている点。
昔から愛人名の相場と言えばカタカナで「アケミ」ですが、期待通りそのまま「アケミ」という愛人を抱えているあたり、私も思わず「おーっ」と訳のわからない感嘆の声を出してしまいました。

もちろん私もその悪行には憤っていますので、誤解しないで下さいね。




2001.1.20
王家の紋章


今日、ひょんなことから「王家の紋章」というマンガを見ました。
分かります?王家の紋章。

何でも昭和52年から続いているという有名少女マンガらしいのですが、これがスゴいのです。
何がスゴいと一言で説明しにくいのですが、とりあえず、なぜか目の前にある第6巻巻頭の「前巻までのあらすじ」をそのまま引用してみましょう。
(ここも正確には「前巻までのあらすじ」 と表記されていることを申し添えます。)


 
王家の呪いによって、3000年前の過去の世界に連れ去られたキャロルは、古代エジプトを司る青年王・メンフィスに次第に愛されるようになったが二人のまわりには女王・アイシスの暗躍や隣国ヒッタイトのイズミル王子の陰謀などがうずまいていた。

メンフィスの強引で猛々しい求愛にとまどうキャロルだったが、そんな彼を愛していることに気付き、王妃になることを決心した。
メンフィスとキャロルの婚儀のために、近隣の国々の使者達が都テーベを目指したが、キャロルは・・・?!

どうもこのキャロルさんは、呪いによって3千年前に連れ去られたものの、ナイル川に落ちると3千年の時間を超えてまた現代に戻ってくるらしいのです。

と言ったって、人間 川に落ちる経験など普通はゼロ、あって1回というのがせいぜいだと思うのですが、このキャロルさんはやたらとナイル川に落ち、その都度3千年を行き来しているというのですから驚きます。

しかし何と言ってもすごいのがその絵で、私は最初見た時、本当に何の悪意もなくギャグマンガなんだと思ったのです。
右に1枚掲載しましたが、こんなもんじゃない絵が目白押しです。

実は昨日、ひょんなことから第5巻を読む機会を得た私。
その時の余りの衝撃から1日気になって気になってしょうがなく、結局近くのTUTAYAに行って第6巻を自費で購入してしまいました。

それにしても、これが20年以上経った今も続いているというのですからすごいですね。
もっと「王家の紋章」の魅力を伝えたいのですが、何しろ5巻と6巻を読んだだけなのでまだ全貌が把握できていません。
愛読されている方がいらっしゃれば有益な情報を御提供下さい。




2001.1.22
王家の紋章-2


「王家の紋章」第6巻を読み終わりました。キャロルはライオンに襲われました。アイシスの陰謀です。
様々な情報によると、この後キャロルは再びナイル川に落ちるようです。

一貫したクォリティで描かれた一コマ一コマ。
中でも面白い一つを選んで皆さんに御紹介したいのですが、全てが注目に値し、目移りしてベストな一コマを特定できません。

すると本日、「王家の紋章」愛読者という一人の女性から、以下のようなお便りをいただきました。


 
まぁ、殿方で「王家の紋章」を読まれたなんてなんてスバラシイ体験をされたんでしょう!
ワタシにとっての王家の紋章はまさに青春の1ページです。
特に忘れられない名(迷?)セリフはメンフィスがキャロルに求愛する時に発する言葉で「愛いヤツじゃ」(コレで「ういやつじゃ」と読みます)です。
このセリフを読んだ高校生のウブなワタシはまさに「耳まで赤くなる」状態でした。

なるほど・・私は「スバラシイ体験のさなかにいる殿方」であることが分かりました。

「女子高生の耳まで赤く」させていたとは、全くメンフィスが羨ましい限りですが、だからと言って今女子高生に「ういやつ」とささやいて効果がある訳ではありませんから、「よーし俺も」と考えている方は注意して下さいね。




2001.1.24
女子高生と警官


以下は今日の某紙夕刊、「女子高生を襲ったら女装警官」なる見出しの記事です。

 
強制わいせつ事件の捜査のため女子高生に変装していた男性警察官の胸をつかんだとして、高知県警は23日夜、土木作業員を暴行の疑いで現行犯逮捕した。

「女性警官」によるおとり捜査というのは聞きますが、「女装警官」!
かなり思い切った捜査手法であり、本人の志願なのか上司の命令なのか、さらに最終的な人選の決め手は何だったのかなど、興味は四方八方に広がります。

出動の際は署内で女装するのも嫌でしょうから、ギャルの皆さんのように公衆便所で着替えるのかなどと考えました。
しかしその場合、着替えが完了していざ出動という瞬間は男子便所からいきなり女子高生が出てくることになり、この時点で御自身が職務質問を受けてしまうことになりかねません。

そしてつい男が手を出してしまう程ですから、女装の仕上がり自体は素晴らしいものだったと想像されます。

勿論、実は単に女装好きの警官が勤務時間外にセーラー服で歩いていたところを襲われただけというケースも考えられ、そうなると問題はますます複雑化します。
色々と想像の膨らむ奥深い事件ですね。




2001.1.26
外務省の人-2


以前より注目していた例の外務省の人が働いた悪事は引き続きどんどん明るみになり、その都度私は新たな驚きを覚えています。

昨日は彼が購入した全競走馬の名前が報道されていました。
馬名自体にそれほど報道価値があるとも思えないのにわざわざスペースを割いて計14頭の名前を列挙するのですから、彼の仕業というのは誰から見ても気になるということなのでしょう。

所有競走馬リストを見てみますと、まず、前回御紹介した愛人=アケミさんの名前を冠した馬はもう1頭、アケミダリアという馬がいたことが分かりました。本当にアケミさんのことが好きだったんですね。

そして今回、新たに私を釘付けにしたのが「サウンド・オブ・○○」と名付けられた一連のネーミング。
 ・サウンドオブサンバ
 ・サウンドオブルンバ
 ・サウンドオブタンゴ
 ・サウンドオブマンボ・・・(ほか多数)

「サウンド・オブ〜」と言えば、少なくとも音楽の世界では世界的に「サイレンス」。
無粋に直訳しても「静寂の音」というこのサイモン&ガーファンクルの深遠なネーミングの世界に、突如としてルンバ、サンバといったラテンの世界が踊りながら乱入してきたような印象を受けます。
実生活に当てはめれば、寝ていたところに酔った踊り好きの友人が乱入してくる感じですね。

この「サウンド・シリーズ」は並大抵のセンスでは思い付くものではありませんし、思い付いても恥ずかしくて普通なら思い付かなかったことにすると思いますが、だんだんこのセンスに浸食されてきており、バンド名やオリジナルの曲名などに使用するのであれば案外イケるのでは?と思ったりしているところです。