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2002.2.2
効く!「ユースゲンキング」


さてウィークリーマンションに移住した途端にパッタリと更新が途絶えましたが、先週はまるまる1週間呪われた仕事に取り憑かれ、殆ど帰ることができませんでした。

このように徹夜や1〜2時間睡眠が何日も続く場合、うっかり何か食べては眠くなるばかりなので、結局カロリーメイトやドリンク剤の類の服用が多くなります。
今回もドリンク剤で乗り切ることとし、以前御紹介した隣の建物の売店の薬局に足を運びました。

この薬局にはパーマ頭の御主人がおり、体が弱ってくるとこのパーマ頭の御主人に相談し、適当な商品を薦めてもらいます。
私は「病は気から」の典型的タイプで、「効く」と薦められるとそれを購入した途端から、いえ、時によっては服用前から既に効き始めることもあります。
その点、このパーマ頭の御主人は「いかにも効く」という風に商品を薦めてくるので、私の安上がりな性格とのフィット感は大変良いと言えましょう。

そんなわけで今週も御主人に自分が徹夜状態が続いている旨のことを話しますと、「国会で大変ですねー。」と先刻御承知という風。
「本当に田中真紀子さんの件では大変ですね」と、多少他の省の案件と勘違いしているようですが、トークには「流れ」というのも重要ですから、そこは「全くそうなんですよ」などと受け答えしながらドリンクを選びます。

本日は1500円が880円に値引きされた品と、800円が330円に値引きされた品がお薦めとのこと。
あまりのディスカウントぶりに、効き目の方も怪しいのではという気持ちが一瞬よぎりましたが、そこは「病は気から」の裏返しで、迷いが生じた途端に効き目も半減します。
迷いを振り払って 「800円→330円のを下さい」と告げましたら、すかさず「それが今なら3本パックで900円になるんですよ」と流れるような連続攻撃。

3本も飲んで大丈夫なのかと聞きましたら問題なしとの答え。
体が弱っていることもあってこの連続攻撃に屈した私は、330円×3→900円のドリンクを購入したのです。


しかしこのドリンクは効きました。
名前は「ユースゲンキング」。この手の怪しげな医薬品の例に漏れず、全く商品名の意味が分かりません。

ユース/ゲン/キングで切って「若さの源王」、またユース/ゲンキ/さらにキをダブらせてキングで「若い元気王」など色々訳してみましたが、余りそれに時間をかける意味もなさそうです。
ともかく1日3本これを飲み続けた私は、悲惨な先週の日々を乗り切ったのです。
ありがとう、ユースゲンキング!

そこで このユースゲンキングが大変効くドリンクであることを課内の他の方々にも紹介しましたら、逆に飲み過ぎではないかとの指摘を受けたため、これが1日3回服用するものであることを話し、念のため瓶に貼られた「使用上の注意」を確認しましたら、そこには「1日1回服用」と明記してありました。
何日にもわたって1日3本飲み続けた私の脳に衝撃が走りました。
副作用でも起きはしないかと怯える週末です。




2002.2.7
モンスター


先週から私を苦しめている"呪われた仕事"は、未だに収束することなく続いています。
事態を憂慮し、緊急的に私の下に裕子さんという優秀なヤングギャルが配置されたため相当の改善が図られましたが、この裕子さんも疲れから自分の手にお湯をかけて自爆的に負傷するという事故を起こし、いよいよ満身創痍という雰囲気になってきました。

昨日は少し寝られたのですが、朝方、突然足がつって驚きました。
足がつるなんていつ以来だろうと記憶を辿っても全く思い出せず、こんなハレー彗星級のインターバルで起こる事が、なぜこんな衰弱している時に限って起きるのかとやり場のない怒りを抱えつつ、1人必死でふくらはぎを伸ばしたのです。

結局今日もユースゲンキング(300円×3=900円)を飲む私。
しかしいい加減効かなくなってきたのか眠気が一向に取れないため、これとは別に「フリスク」を買うことにして売店へ向かいました。
フリスクは、1粒食べると調理される寸前の魚でさえ海へ逃げ出す程のパワーが宿ることをCMで解説しています。

ところが売店へ行くと、フリスクの隣に「IMPACT」という力強い名前の同種の商品が陳列されており、さらにケースには「MONSTAR」というキャッチフレーズが!
自らモンスターと名乗るとは、何という自信。どれほどの覚醒効果があるか、想像するだけで興奮しますね。
私は迷わずこのIMPACTを購入し、席に戻りました。

で、早速試してみようとケースを見ましたら、あったはずのMONSTARという表記がありません。
代わりにあったのは「NON SUGER」という表記。

ん・・・?あれ・・・・
私が 「MONSTAR」 だと思って興奮していたのは、どうやら 「NON SUGAR」 でした。
いくら疲れているとは言え、NON SUGAR と MONSTAR を間違えるとは俺も終わったなと、結構真剣にガックリ来ました。




2002.2.17
魅力!有線放送の世界


呪われた仕事はついに収束しました。全く悲惨な数週間でした。

ところでその呪われた仕事の終盤のある日、夜中にプルルと携帯電話が。
 「橋本様ですか。」
 「はい、橋本です。」
 「1月3日、魚民(うおたみ)札幌駅前店に御来店になりましたね。」

??これはまた不思議な電話がかかってきました。
事実、年末年始は取り憑かれたように飲んでいましたし、言われてみると札幌駅近くの魚民にも行きました。
 「はい、行きました。」
 「ありがとうございます。そこでキャンペーン用の葉書に御記入されましたね。」
??キャンペーン用の葉書・・・
言われてみると、確かに手元にあった何かの応募用葉書に酔って記入したような記憶もうっすらと。
 「はい、書きました。」
 「ありがとうございます。そこで御応募いただきました有線放送システムが当たりました。」

有線放送・・・。これはまた大変不思議なものが当たりました。
有線放送はその殆どが無駄と断言できる桁外れな多チャンネルぶりが魅力で、大学時代からその導入を検討していましたが、まさかこんなきっかけで入手することになろうとは。
 「あ、それはどうもありがとうございます。」

当たったのは「USEN-CS」なる「パラボラで受信する有線放送システム」。
パラボラで受信する時点で既に有線という概念から外れているわけですが、それはそれとして、衛星を経由して送られてくる電波は和洋ヒット曲やBGM類はもちろん、各種レア音楽の専門チャンネルも充実しています。
有名どころの「読み上げ算」や「般若心経」、「羊の数」なども勿論あります。不眠でお悩みの方には録音してお送りしましょう。

恐らく100%の確率で当選し、ランニングコストで儲ける商法なんだと思いますが、こんなことでもなければそうそう家庭に導入しない有線放送。
装備次第、その魅力をお伝えします。




2002.2.19
おさかな天国


朝はネットのニュース・サイトを一通り見るのですが、今朝はとあるサイトの
 「おさかな天国」 ひそかなブームでメジャーから発売
という見出しが目を引きました。

 昨秋から口コミなどで広がり、ひそかな大ブームとなっているお魚ソング「おさかな天国」が、3月20日にポニーキャニオンから発売されることが18日、決まった。
 「サカナ サカナ サカナ〜」という一度聴いたら耳から離れないメロディーと歌詞で、大ブレーク確実との呼び声も高い。
 〔写真:自主制作でCD化されたときの「おさかな天国」のジャケット写真〕



記事の内容もさることながら、注目したいのは
 ブームとなっているお魚ソング 「おさかな天国」が〜

と、まるで「お魚ソング」なる一つのジャンルが確立しているかのように記述されている点。
お魚ソング。いいですね。

「自主制作」とわざわざ説明されなくとも、一撃でそれと分かるジャケ写も魅力的です。
記事を読み進めましょう。
 現在全漁連には、保育園関係者や主婦、スーパーなど幅広い層から問い合わせが殺到。多い日は1日200件もあるなど対応に大わらわ。
 「他の業務に影響が出たので、"おさかな天国"を担当する専用のアルバイトを1人雇いました」とうれしい悲鳴。


「おさかな天国」を担当する専用のアルバイト!
「おさかな天国を担当する」と言われても具体的に何を担当するのか全く不明ですが、個人的には是非チャレンジしていみたい仕事です。

しかし記事の最後に信じられない事実が記述されていました。
今回新たに発売されるCDのジャケットは、かつて全漁連のイメージ・キャラクターだった酒井法子さんのイラストが使われるとのこと。

ナンセンス!!こんな、これ以上ないという素晴らしすぎるジャケットが既にあるというのに!!!
画像の解像度の低さが自慢の当HPですが、ポニーキャニオンに対する抗議の意を込め、今回は拡大画像も御覧いただけるように致しました(上のジャケ写をクリック)。




2002.2.23
ウルトラマン・スナック


先週のある日、職場内のコンビニampmに夜食を買いに行った私。
するとお菓子のコーナーで、見覚えのある方が手を十文字に掲げてこちらを向いています。

「あれは!」と心の中で叫んだ私は、興奮を周囲の方々に悟られないよう注意しつつ、その商品に近付きました。
商品は「ウルトラマン・スナック」。

右図を御覧になってわかるとおり、パッケージに使われているウルトラマンの顔は、技術的に安定した後期のツルツルタイプではなく、初期のザラザラした「埴輪タイプ」。
見栄えが悪いので商品としてはリスクも大きいはずですが、あえてこの時代の顔を使用していることにこだわりを感じ、熱いものが込み上げてきました。
左下の「カード2枚」という吹き出しも大いに私を刺激します。

そーっとウルトラマン・スナックを手にレジに並び、私はこの商品を手に入れました。

早速カード2枚を取り出すと、ザラブ星人とグリーンモンス。
ザラブ星人(左)はこうして見ると私の弟に似ていないこともなく、これは新たな発見でした。

なおパッケージに掲載された専用HPによると、このスナックはまさしく先週発売されたばかりのよう。
いち早く入手したことで有頂天になり、深みにはまってカード収集に走ろうとする気持ちも一瞬湧きましたが、専用ページまで設けながら一枚のラッキーカードも当たらずに終わった"仮面ライダー・スナック"の失態を2度と繰り返すまいと慎重な私なのです。




2002.2.26
衝撃!有線放送の魅力


正月に居酒屋のキャンペーンで当たった有線放送システム。それが、本日私の家に導入されました。
今私はその魅力に酔いしれています。

このチャンネルの多さと、有線放送独特のサウンド。
今は「閉店案内」なるBGMを聞きながらキーを叩いているのですが、早速「急がなくては」という心理状態を生み出し、気のせいかいつもよりキーを叩くスピードも早いようです。

まだ十分な調査ができていない中ではありますが、このイカすアイテムが導入された事実だけでもお知らせする次第です。