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2002.6.1
1歳


一昨日、桜が1歳になりました。

何しろ1歳ですから、ほとんど何もできません。
笑うとか泣くとか以外で彼女ができることを挙げると、人に手を振る、拍手が得意、といったくらい。
人に手を振る時も手の甲の方が相手に向いているため、振られた方も何だかよく分かりません。

父が桜にバースデー・カードを送ってきました。
ロケットが宇宙へ飛んで行く "飛び出すカード" で、ロケットの中をよく見ると宇宙飛行士に桜の顔写真が貼ってあります。
桜が宇宙へ!
とてつもなく良いカードなのですが、母が亡くなった家で父が1人でこうした作業をしている姿を思うと、嬉しくもあり可哀想でもあり、泣けてもきます。




2002.6.11
ハンバーガーとコーラ


所用があって昼休みに外出し、昼食を取る時間がなかったのでファースト・フード店に入ったのですが、 ハンバーガーとコーラのSを注文したところ、店員さんから
 「コーラ、少々お時間かかりますのでお待ち下さい。」
と思いもよらぬことを言われました。

ハンバーガーじゃなくてコーラに時間が・・・。

不意を付かれたこともあって 「あ、はい」と返事をして番号札とハンバーガーだけを受け取り、何だか席に座って待っている私。
目の前の番号札には
 「ただいまお作りしていますので 少々お待ち下さい」
と印字してあります。

3分くらいは待ったと思います。コーラができたのでしょう。
「お待たせしました」と、できたてのコーラが届けられました。
出来立てだと思うと、コーラでさえいつもより美味しく感じられるのです。




2002.6.16
マルハ楽器


父の日の今日、私はお茶の水までギターを1本修理に出しに行って来ました。ちょっとした部品の交換です。

このギター、日本製で、メーカー名は「マルハ」。
「フェンダー」とか「ギブソン」とか、なんかこう、スピード感とかドライブ感を伴うカッコいい名前の多いギターメーカーの中にあって、ダイレクトに魚肉を連想させる意表を突くネーミング。

今はツブれて既に存在しないメーカーですが、グループ・サウンズやフォーク・ブームの時代は本当にたくさんの会社があったようです。
参考まで、手元にある「日本ロック大系」なる文献を開いてみましょう。
1965年という年は60年代で唯一不況だった年であるが、エレキ・ギターだけは例外で、売り上げは飛躍的に伸び、2年前には国内に6社しかなかったメーカーがゲタ屋までエレキを作り始め、40社を越える盛況となった。
ヘッドが下駄のシェイプをしたギターなんだとしたら、私は絶対に購入します。