2002.9.1
 ブルーグラス・フェス


以前も御紹介しましたが、ブルーグラスという音楽には、「ブルーグラス・フェスティバル」、通称「フェス」というこのジャンル特有の行事があります。

キャンプ場などの野外で開催され、各地から参集したプレイヤー、リスナーが、夜通し限界までステージやジャム・セッションを続けるという体力勝負の催しです。
冬季に開催すると、眠った人から順に冷たくなっていく恐れがあるため、開催は夏場だけ。
このため私はブルーグラッサーを、矢沢永吉さん・チューブさんと共に、夏季の3大季節労働者と位置付けています。

今年も8月17〜18日に札幌で、24〜15日に箱根で、それぞれフェスがあり、私も行ってきました。
しかし聞いてはいましたが、今年の北海道は寒かったですね・・・。
もともと夏でも夜から朝方にかけてはお構いなしで冷え込む北海道ですが、今年は例年にも増して寒かったように思います。

で、やむを得ず、たき火をしながらその周囲で夜通しジャムとなったわけですが、ロマンチックなたき火の周りでフォークを口ずさむわけでもなく、手と手を握り合う男女がいるわけでもなく。プレイヤーですらそのサウンドの単調さを認めざるを得ないブルーグラス・ミュージックを、全員一丸となってひたすら弾き続ける図。
これは冷静に見て相当異様な図なのですが、これはこれで他のジャンルにはない面白さがあり、やめられません。

なお、箱根フェス恒例の謎の腕自慢「コンベンション」には今年も出場し、先のライブで御披露した「UFO」を演奏したのですが、 入賞したものの、「スーパー・マリオ」&「太陽にほえろ!」で優勝・準優勝した時の強い印象に欠ける、と審査員の方々から厳しく評価されました。
「UFO」のようなふざけた曲を演奏して厳しく評価されることもそう無いでしょうから、厳粛に受け止め、今後一層の精進をしなくてはと自分を戒める私です。




2002.9.12
 朝のテレビ東京


私がテレビ東京の番組編成に高い関心を払っていることは常々申し上げているところですが、最近朝8時から「夕日が丘の総理大臣」が訳もなくスタートし、 出勤前の私のリズムを大いに狂わせています。

しかも、これがどういう訳か週の前半(月・火・水)だけの放送で、木曜日以降は突如として「サブちゃんと歌仲間」なる演歌番組が放映される仕組みとなっており、一層油断なりません。
「平日」という一括りの時間の束をわざわざ水曜日までで分割する理由が分からず、またそうまでして対応しなければならぬほど朝から演歌を聞きたいというニーズがあるとも到底思えないのですが、そこはテレビ東京の高度な判断です。
私たちが文句を言ってはいけませんね。


で、「夕日が丘の総理大臣」。
この番組が放映されていたのは中学時代で、中3の学校祭でこの主題歌を生徒全員で歌った(理由は不明)記憶があるほどの人気番組であり、 私自身こうした青春ドラマの嘘臭さに表向き反発を表明しつつ、実は欠かさず視聴しておりました。
私、そして弟も、今なお挿入歌も含めて全て弾き語りできるはずです(←自慢じゃありませんので念のため)。

うーん、しかし、やっぱりいいですね、青春ドラマ。
残念なことに番組終了まで見る時間がないのですが、確かエンディングは背景がいつも海(当然水面に光が反射しており逆光)。そこにセンチメンタルな曲が流れ、 そこにメッセージ性の濃い詩がダメ押し的に画面上に流れる−という強力な構成だったように思います。

記憶がどんどん蘇って盛り上がってきたので、明日は最後まで見てみようと一瞬本気で思ったのですが、明日は金曜日。そう、「サブちゃんと歌仲間」の日でした・・・。




2002.9.20
 旭川の動物園


左は、このたび旭川市にオープン予定の「ほっきょくぐま館」が報道関係者に公開されたというニュースの写真。
あまりにも謎な構図に一瞬理解不能だったので掲載しました。

恐らく報道関係者が交代でこのドーム状の "ほっきょくぐま見学スペース"に入り、たまたまこの方が顔を出した瞬間が捉えられてしまったものと思われますが、 場に相応しくない無表情さと、お互い無関心すぎやしないかという両者の視線等が相俟って、もともとお呼びでないこの記者の「お呼びでなさ加減」が強力に増しています。

加えて記者の方の多少の前傾姿勢がこの半球状のドーム自体をUFOのように操って移動させているようにもみえ、シュールな構図をあれこれ分析しているうちに私はこの写真に釘付けです。


そうしている内に、そういえば昔 「小学○年生」等の雑誌には必ず巻末に中途半端な規模の読者のページがあり、その中に、こうしたワンシーンの登場人物に吹き出しを付けて 読者がセリフを投稿するという、これまた微妙なコーナーがあったなと思い出しました。

今回は当アワー御覧の方の3連休の娯楽に資するため、特別に右図を作成致しましたので、何か思い付きましたらお寄せ下さい。




2002.9.29
 ポポンS錠


ここ数年の復刻物・レトロ物ブーム。私もなかなかチェックに忙しい毎日です。

察するに、戦後のレトロなテイストを出すに当たっても、テクノロジーがこれだけ進化していると映像技術的な制約というのは少なくなり、 結局はレタリングや音楽・照明といった「アナログの造り込み部分」が勝負を分けている気がします。

現在でいうと、フジテレビの「サタスマ」のように、レタリング、色彩感覚など細部にわたりレトロ風でありつつ、結構今風なポップな感覚が織り込まれている、というのが現在の主流でしょうか。
勿論それ自体、決して容易なことではないはずで、やはりフジテレビ、この辺のジャンルにはさすがに強いなと感心することしきりです。


そんな中、シオノギ製薬の「ポポンS」の発売50周年を記念して作られたCM。
50年前=昭和27年という戦後焼け跡の時代になぜ「ポポン」というふざけた名前で発売されたのかも深い謎ですが、それはともかく、 あの出来映えは、同様の作風が多い中にあっても、何か一段上を行っているように感じます。

実際に8mmフィルムで撮っているらしい映像の質感、色彩、小道具、レタリング、セット、照明・・・。
あんまり細かくどうこう言うのも無粋なのでやめますが、それでも1つだけ、小林聡美さんの異様な力量。
見るにつけ、本当にすごいと思います。