2003.1.1
 謹賀新年


既に話題になっているところですが、2003年は鉄腕アトムが生まれるはずだった年。
そして文献によると、その「鉄腕アトム」の第1回目の放映は、1963年の1月1日です。

つまり!
ちょうど40年前の今日、いよいよ国産初のTVアニメが放映されるのですね!(資料によるとフジテレビ系にて18時15分)
40年前の今日に戻ることができるなら、白黒テレビから「デンデンデンデンデン・・・」というあの鉄琴風電子サウンドのイントロがかけ上がり、 「鉄腕アトム」が始まるのです。
見ていてどんなにワクワクしたことでしょう。想像するだけで興奮してきます。


ところで実家には手塚治虫さんの漫画がやたらと充実しており、色々探ってみましたら、昭和26年に鉄腕アトムがまだ「アトム大使」として始まった頃の復刻版が 出てきました。
ちなみにこの「アトム大使」のサブタイトルは 『科学冒険漫画』。いいですね。

さらに昭和27年4月、改めて「鉄腕アトム」として連載が始まった時のサブタイトルは 『あたらしくはじまった科学漫画』 です。
「科学漫画」という言葉に心躍ることもさることながら、「あたらしくはじまった」という説明的タイトルの丁寧さ加減が味わい深いですね。


それにしても、ちょうど40年前の今晩、
♪ こころ優しー ラララ 科学の子ー
と歌われるさらに10年も前に、「あたらしくはじまった科学漫画」の中で、機械文明やロボット、さらにそれらと人間との対立といった世界が 展開されているのですから、手塚治虫さんの天才さには只々ひれ伏す他ありません。


今年はテレビ放送開始から50年という記念すべき年。
電気、放送、宇宙、機械といったモノゴトに過剰に反応する当HPとしては、危険すぎるほど重要な年といえましょう。




2003.1.5
 回転地獄


「the八甲田山帰省」を終え東京に帰ってきたというのにこちらで待ち受けていたのは異常な寒さで、連日天気予報を見ていても、 冬型の気圧配置だの、鍋底型の気圧配置は冷えるだの、等圧線が9本もあるだのと、ますます寒くなる話題ばかりです。
実際こうした時期に結構長く家を空けていると、全開で暖房を稼働させても部屋が全然暖まらず、かたくなに暖まるまいとする部屋の強い意志すら感じます。

こうした極寒状態にある場合の逃げ場は、通常、お風呂と布団の中ということになりますが、このうち布団の方の平穏が今、桜の奇妙な寝相によって著しく かき乱されています。

桜は基本的にどんなに寒くても、その豊富すぎる脂肪分によって体温を一定に保つシステムが既に確立しているようで、このため掛布団が自分に掛かることを 極端に嫌います。
1人で昼寝している分にはそれでも良いとしても、夜一緒に寝ている時は話が別。特に問題なのは、桜が掛布団から脱出する方法です。

図解してみましょう。
単に上方に移動して蝉の抜け殻のようになってくれればこちらも助かるのですが、どういうわけか熟睡状態に突入後、徐々に右方向に回転を始め、 完全に90度回転した位置で静止するのです。

気が付くと私の体の半分は布団から押しやられており、異常な寒さで目が覚めることがしばしばで大変危険です。 そもそも親子が直角状態で寝ている図自体が相当おかしいのではないかという気がしてなりません。

今日も明日にかけて大変冷え込むとのこと。今晩も"回転地獄"との勝負が待っているのです。




2003.1.8
 チャーミーV


松田聖子さんが現在の歌謡シーン(もしくはゴシップ・シーン)の中で、どの程度の位置を占めているかというのは私もよくわかりませんが、 ライオンの洗剤「チャーミーV」のCMを見るにつけ、このCMに出たのは失敗だったのではと思わざるを得ません。

理由は、かなり強引に"若奥様的ルック"で決めているにも関わらず若々しさがどうにも感じられないことで、その要因は、顔のシワ・白髪といった直接的老化現象ではなく、 CMを通じて計3度繰り出される「Vサイン」にあるとみました。

もともとV(またはピース)サインは、それ自体、どことなく古臭く見える危険なシロモノであると私は認識していますが、 21世紀も2年を過ぎ、こうしてCMを通して見て、改めてその思いを強くしました。

問題は、そのVサインと一体となって、聖子さん御本人まで「古いもの」感に覆われていること。
特に彼女のVサインは左図のとおり指の伸び・反りともにパーフェクトで、このナディア・コマネチ的10点満点のVサインを繰り出すたび、 「こんなに上手くVサインを操れる松田聖子さんって・・・」という 「古い人を敬う気持ち」が湧いてきてしまうのです。

チャーミーV、なかなか罪作りなCMを制作したと言えるのではないでしょうか。




2003.1.23
 うなぎパイ


名古屋へ出張へ行った方が、おみやげに「うなぎパイ」を買ってきました。
「夜のお菓子」、うなぎパイ。

私は「うなぎパイ・キーホルダー」を所有しているほどの、うなぎパイ・フリークです。
しかし久しぶりに丁寧にパッケージを眺めていると、結構これまで不注意に読み流していたことも多い事に気付かされ、大変有意義でした。

まず目についたのが「うなぎパイ」というロゴ横の、「A Snack for Nights」という標記。
文法的に正しいとか誤っているとかいう以前に、そもそも英語で記述する意味があるのかと問わずにはいられません。

裏面の解説の熟読も怠っておりました。
こんなことでは「うなぎパイ・キーホルダー」ホルダー失格です。
フレッシュバターを豊富に入れたパイに、浜名湖名産のうなぎの粉、夜の調味料ガーリックを配合し、日本茶にも、コーヒー、紅茶にも合い、あなたの暮らしに微笑みのひとときを 与えるお菓子です。
「浜名湖名産のうなぎ」までは良いとして、「粉」という表現は「夜のお菓子」にしては色気に欠ける印象がなきにしもあらず。
しかしここも、無骨でハード・ボイルドな夜を送る方に対し、あえて素っ気ない表現に徹したものと理解しましょう。

問題は、「夜の調味料」という謎の言語感覚。
誰もそう呼んでいないガーリックを、当たり前のように、"カギカッコ"さえ付けずに、「夜の調味料」と位置付けているのです。


せっかくの機会に、帰宅後、早速「うなぎパイ・キーホルダー」を画像として取り込むことを考えているのですが、
深夜帰宅後に うなぎパイ・キーホルダーをスキャニングしている父の姿だけは、長女に見られたくないものです。




2003.1.26
 うなぎパイ・キーホルダー


これが件の一品。正確に「等身大」となるよう心がけスキャンしました。
きちんと透明のパッケージに入っており、表・裏とも驚くほど忠実にミニチュア化されています。

中身はもちろんイミテーションなのですが、表面には一応デコボコも施されており、結構泣けてきます。
こういう物体は、一体何の工場に発注して作られるのでしょう か・・・。

もう少し考察を試みますと、受注側の当惑もまた容易に想像ができますね。
直接受注に携わった営業担当はまだしも、「ミニうなぎパイ製作受注!」の報を受けた工場の方々の衝撃は、相当だったことでしょう。

ともかくうなぎパイ・キーホルダーは生まれたのです。
そして私は購入しました。
しかし、使う機会(正確には勇気)がなくて困っています。




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