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2003.9.1
グリコとCD


新聞によると、低迷していたCDの出荷額だか製造量だかがここのところ多少復調しつつあるとのこと。
それは大変結構なことと思いながら記事を読んでみると、どうも音楽シーンそのものが活況を取り戻したというのではなく、グリコのオマケに使用されている8cmCDの製造が伸びているのが要因なんですと。
それはそれですごい話ですね。

記事には商品名まで書いていませんでしたが、「タイムスリップ・グリコ」なる商品であると思われます。
いや「思われます」と書きましたが、実は私も発売直後にお店で見かけて我慢できずに1個購入してしており、間違いないのです。


グリコのHPに掲載されているその商品PRによると、ジャケットは勿論、穴あき中袋から音溝まで再現というのですから、かなりヤバい世界に入ってますね。

選曲の基準はよく分かりませんが、ザ・ピーナッツ、フィンガー5といった大ヒット歌謡もあれば、ガロの「学生街の喫茶店」のような渋いところまであり、幅広く18曲。
俺様の場合、こうした戦後歌謡曲は全てシングル盤として所有しているため、「その曲が聴きたい」という理由での購入意欲は湧かないものの、正直、これはこれで全て集めたいという危険な衝動にかられます。

ではなぜ1個買っただけで思いとどまったかというと、これだけ魅力的なラインナップであるにもかかわらず、私の購入した箱から出てきたのが松崎しげるさんの「愛のメモリー」だったため。
18曲もあるなら、もう少し味のある世界に浸りたかったというやり切れなさが残る上、もう1度購入した時に再度「愛のメモリー」が出てきてしまったらどうしようと考えると、つい躊躇してしまうのです。



2003.9.7
おなじ


多少知恵がついて、似たような2つのものを見つけると両方を指差して「おなじ」と言うようになった最近の長女・桜。

NHKの「おかあさんといっしょ」に「くいしんぼーん」というキャラクターがいます。
その名のとおり食いしん坊で、「ぼくの名前はくいしんぼーん」と言った後、左手に持ったタイコのバチでシャツからはみ出したおなかをボーンと叩くのですが、最近彼が出てくると、自分のおなかを指さして 「おなじ」 と言うようになりました。

以前からこの「くいしんぼーん」と桜のお腹に秘かに共通点を感じていた私ですが、「やはり・・・」と肩を落としたのです。



2003.9.14
案内標識


東京ディズニーランドの近くを運転していたら左のような標識に出くわしました。
道路管理者の設置した正式なものではなく、恐らくディズニーランド側が敷地内に任意に設置したものと思われますが、直進すれば東京・千葉という「場所」、左折すると混雑という「状態」を指す、文字通り異次元の情報が一枚の看板上に表示されています。

しかし交通混雑を緩和するため直進を促したいという意図を感じるものの、やや強引過ぎる上、左折でも東京・千葉方面に行けるんだなということも透けて見え、狙い通りの効果を発揮しているかは疑問が残ります。




2003.9.15
 




2003.9.20


阪神が18年振りの優勝を決めた15日、駆けめぐる熱い想いを書こうと思っていたはずが、今年春に父が大阪で買ってきたタイガース・ウィスキーを飲んでいるうちに酔っぱらってきておかしくなり、グリコの人が走ってくる画像の作成に没頭していました。
左右の足が交互に上がるようになっているなど、これはこれで地味な細工がしてあるのです。