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2003.11.1
未明の交通事故


仕事を終えてタクシーで帰宅中の午前3時。大型バイクとの衝突事故に巻き込まれました。
この日の首都高は3カ所で渋滞中。時間も時間なので座席で寝ていましたが、「巨人の星」に出てくる左門豊作さんに似た運転手の方は、渋滞を抜けた瞬間からアクセル踏みまくり。
私は加速感で目が覚めました。

メーターを見ると130km/hを超えたあたりをユラユラと指しています。
しかしここは北海道縦貫自動車道ではなく首都高速3号線。渋滞するほど車の多い道路を130km/hで走られると、こっちもうかうか寝ていられません。
「この運ちゃん、いつか事故るな・・・」
と思っていたら、その日に事故ったというわけです。

それにしても半端じゃない恐怖でした。
首都高を降りて環八に入り、自宅近くの交差点までどうにか来たものの、対向車が多数向かってくる中で、無謀にも右折を開始。
「うわーぶつかるー!」
キキー・・・ドカーン。。。
車のフロントガラスは粉々に割れ、バイクの運転手は吹っ飛び、私も座席の左側面に体を強打・・・。

皆さんもお気をつけ下さい。




2003.11.8
効果抜群!痴漢撲滅ポスター


普段から電車内の吊広告や駅構内の広告・ポスター類には何かと注意力を奪われがちな私ですが、中でもここのところ私の視線を独占気味なのが、営団地下鉄&警視庁の痴漢撃退用ポスターです。

初めて見た瞬間からこのポスターの妙なテイストを是非皆さんにも伝えなければと思っていたのですが、昨日、我慢しきれずにポスターに最接近して詳細に観察しました。
すると、ポスターの原画に関するHP情報が隅に掲載されているのを発見!すかさず私はそのアドレスを書き取りました。
痴漢撃退用ポスターの前で熱心にメモを取っている男の姿は、周囲から見ても相当不審であったと思われますが、冷静さを欠いていたためその時はそんなことに気付きませんでした。

で、左がそれ。クリックして拡大しましょう。

なんかこう、寒いでしょ。
最近の政府・官公庁系の広報がソフト路線に偏る中、妖怪人間ベム系のこうしたタッチは非常にレアです。

というか、そもそも被害者と思われる右の女性の御面相にインパクトがあり過ぎ、「痴漢は犯罪です」というコピーがなければ、殆どサラリーマンが女子高生にカツアゲされている図です。
また背後の3人の存在も何とかして欲しいですね。正義を愛する目とも違う冷え切った視線。マグマ大使に出てきた人間モドキが頭に浮かびました。

いずれにしてもこんな状況になるなら怖くてしょうがなく、本ポスターの痴漢抑止力効果は相当なものであると想像されます。



2003.11.15
ザ・グッバイ


とあるWebニュースの芸能欄の見出しです。
 ヨッチャン 「ザ・グッバイ」 一夜限り再結成
ピンポイント的に狭い世代にしか理解できない見出し。これでは殆ど何かの暗号です。
説明も兼ね、記事を引用しましょう。
「たのきんトリオ」の“ヨッチャン”こと野村義男(39)が、アイドル時代に結成したバンド「ザ・グッバイ」を再結成。15日に東京でライブを行う。
「ザ・グッバイ」は83年にヨッチャンのほか、リーダーの曾我泰久らジャニーズ所属のアイドル4人で結成し、デビュー曲「気まぐれOne Way Boy」がヒットした。
しかし、「『たのきんトリオ』の"ヨッチャン"こと野村義男が・・・」といきなり書かれて理解できるくらいなら最初の見出しで理解できるわけで、読者の理解度はむしろ二極化したものと思われます。

それはそうと、「ザ・グッバイ」。
たのきんトリオにおける当時のヨッチャンの存在感を考えると、「グッバイ」というバンド名は余りも暗示的。
「野村義男とグッバイ」なのか「野村義男がグッバイ」なのか、全く洒落にならぬ名前を付けたもんだと思っていました。

ただ、上の記事にもあるリーダーの曾我泰久さん(たしか愛称は"ヤッチン")とヨッチャンのツイン・リード・ギターは、ギターを始めたばかりの私と弟の心を掴みました。グッバイは我々にとって特別なバンドとなったのです。
しかし今回の記事を読んで、私は迂闊なことに「ザ・グッバイ」のシングルレコードを収集し損ねていたことに気付きました。
グッバイが聞きたい!特にあのツインリードギターから始まる曲。なんだっけなー・・・。

しかしこんな時!私の家には、以前御紹介したとおり、居酒屋「魚民」で酔っ払って応募したキャンペーンの当選により獲得した有線放送システムがあるのです。
とりあえず記事にもある「気まぐれOne Way Boy」をリクエストしてみましょう。

ただリクエスト受付ダイヤルに電話し、担当の女性の方に"ザ・グッバイ"という 今や謎のバンド名を告げるのは、どうにも恥ずかしいものがあります。
アーティストと曲名だけを伝えれば良いだけなのに、「あのー、ちょっと昔の曲で、あるかどうか分からないんですけど〜」などと、つい不要なトークなど混ぜている自分。

リクエストを済ませ、顔を紅潮させながらそそくさと電話を切りました。
指定されたチャンネルから流れるのを待つ私。
すると7曲目に、明らかにそれまでと違う、時代遅れなエコー全開の曲が!これは間違いなく「ザ・グッバイ」です。

実はこの「気まぐれOne Way Boy」は、私と弟がかつて練習したその曲ではありませんでした。
しかし不思議なことに、このエコー全開サウンドによって自分の記憶力も全開となり、探していた曲名がスラスラと出てきたのです。
そう、あの曲は「涙のティーン・エイジ・ブルース」でした!

リクエスト時のあの恥ずかしい思いをもう1度しなくてはならないことだけが一瞬私を躊躇させましたが、やむを得ません。
「あのー、ちょっと昔の曲で、あるかどうか分からないんですけど・・・、ザ・グッバイというバンドの、んー確か、な、涙のティーン・エイジ・ブルース、お願いします・・・」。

1日に2度リクエストするとは余程のザ・グッバイ好きだと思われたことでしょう。無念です。
しかし懐かしくてカッコ良かったー、涙のティーンエイジブルース。いつかライブで演ろう。