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2007.3.4
コンカリーニョ骨董市


3月2日から今日まで、コンカリーニョ・シアターで開催していた催しモノは、「骨董市」。

劇場のステージ&客席を約3ヶ月ぶりに全て取っ払い、札幌と小樽から14の骨董品屋さんがそこここに出店して、なかなか渋い世界を作り上げています。

御存知の通り、元来この手のモノ好きの私ですが、今日は桜(5才)と伶(2才)と一緒に行ったのが大失敗で、2人の自由すぎる行動のため、まるで商品に集中できません。
特に伶は会場の片隅にいた猫に話しかけて離れようとせず、大半は猫と伶の会話を見ているだけの時間に終わりました。

蓄音機やEP、SPレコードなども勿論目に入るのですが、今日最大に魅力的だったのは、「オバQが、苦手な犬に噛まれて走り回る」という謎のオモチャ。
今作れば100円のお菓子の更におまけでも良いような一品ですが、どうみても相当なプレミアが付いていそうな商品です。

いくらですか?と聞いたら、7千円ですって。
店主によると、1年前なら1万数千円だったとのこと。

なぜに先日の中国株式市場の如く急落したのかは不明ですが、なんかこう、「いくらなんでもそれは高いだろう」と抗議する気には決してなれぬ、商品の深い魅力。
もちろん購入は見送りましたが、あれは心動く一品でした。




2007.3.21
2才の伶


とにかく食べるのが好きで、腹の中に枕でも仕込んでいるのではないかと思えるシェイプ。
「ど根性ガエル」のぴょん吉のプリントされた服が気に入って常に着ているのですが、おなかが出ているために本人よりもかなり手前にぴょん吉が位置しており、常にぴょん吉が飛び出して来ているような錯覚を受けます。

少し話せるようになったこともあって、テレビの幼児向け番組で動物や植物が映ったりすると、その名前を聞かせて教えます。
ところが、例えば「あれはアザラシって言うんだよ」とか「カバだよ」などと教えると、「へー、食べたいなあ」と言うので驚きました。
「これは教えてもムダかも・・・」と脱力してテレビを消すと、「食べたかったなあ、食べたかったなあ・・・」と言って泣き続け、これも始末に負えません。

以前書いた寝相の悪さは今も尋常じゃなく、「なぜここに、この角度で・・・」と思うようなところに突然転がっているので、夜に歩く時などは踏みはしないかと油断なりません。
こう書いているいまも、寝室から居間に飛び出している足が見えています。




2007.3.23
復活!ペコちゃん


「2ヶ月半ぶり ペコ笑顔」
あのペコちゃんを「ペコ」と呼び捨てにするとは不届き千万ですが、本日の新聞の見出しです。

消費期限切れの原材料を使用した問題で、不二家のフランチャイズ店が洋菓子の販売を中止したのが11月。
それから2ヶ月半ぶりに、全国の店舗の一部が営業を再開したという内容です。

今日の読売新聞夕刊には、札幌市西区琴似の「不二家琴似中央店」が取り上げられていました。
同店のオーナー市田さん(63)は「一時は開店できないと思ったが、何とか再開することができた。今後は信頼回復に努め、新たなお客さんも開拓したい」と話した。

この市田さん、NPO法人コンカリーニョの理事の1人で、私達が劇場再建を目指して活動を始め、何とか西区・琴似地域の方々とのネットワークを作りたいと思っていた時に賛同して下さった、私達にとってとても大事な方の1人です。
御本人は芝居や音楽をやったりという方ではないのですが、「市田さんが応援するなら」と、私達の活動に関心を持ってくれた方がたくさんいらっしゃいます。

コンカリーニョの運営も大変ですが、不二家もさぞかし大変だったことだろうと思います。
良かった、良かった。ペコちゃんと市田さん。

ちなみにペコちゃんが誕生したのは、昭和25年。6歳という設定なんですって。