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2007.4.1
厄年


新年度になりましたね。

2007年に入り、体調面で完全に呪われている私は、
 1月にノロウィルスのようなもの
 2月にインフルエンザA型&気管支炎
と連続して患ってまいりました。

そして3月こそ無事に乗り切れるかと思っていた矢先の月末29日、長女・桜が持ち込んできたアデノ・ウィルスが伝染し、またしても高熱の日々を送っています。
加えて長男・伶が、インフルエンザB型をどこからかもらって来るなどして、我が家は再び野戦病院と化しています。

B型ってことは、既にA型に感染した私も、再び罹る可能性があるってことですよね。
占いだとかの類をまるで信じない私も、さすがに「厄年」なるものの存在が気になり始めています。



2007.4.8
岩内郡岩内町&いわないソング


3月末にコンカリーニョ劇場でライブを打ち、就職で札幌を去っていった後輩のギタリスト、染田屋光高君。
ライブ・ハシモトコウアワーでも私の相棒を務めてくれたりしているので、御存知の方もいらっしゃるかと思います。

その染田屋君、昨年頃から、自身のブルーグラス・バンドを引き連れて小樽方面の"道の駅"で演奏するようになったのですが、ある日、岩内町にある道の駅での演奏用に、岩内町の歴史を絡めた歌を作って弾いたところ、これがその場に居合わせた岩内町役場の方々の心を大いに打ちました。
そして3月、岩内町から染田屋君に、「是非この曲をレコーディングして欲しい」とのオファーがあったのです。

この話はその過程の中で、染田屋君本人のほか、道の駅&国交省、岩内町、コカコーラボトリングの方々といった方々が登場するのですが、たまたま自分はこれらの皆様達と何らかの繋がりがあったため、巡り巡ってこの曲のレコーディング担当のお鉢が私に回ってきました。
行きがかり上とはまさにこのことです。

勿論作業するのは吝かでないとして、最低限、染田屋君のメインボーカルの録音だけは手元にないと話にならないわけですが、当の本人は卒業&引越間際で全く余裕なしという状態。
しかし引越作業を終えて札幌を離れる日の未明、何とか歌声をポータブル機器に録音したようで、その朝にMDが自宅のポストに届いていました。

よく頑張った染田屋!あとは俺に任せろ!!
−熱くなった私は、すぐさま楽器及び録音用の諸機材を抱え、自分の劇場に出かけました。
手元にある染田屋君の歌に、ベースを重ね、前奏や間奏のギターを重ね、高い音と低い音のコーラスを重ね−
最期に楽器や歌のバランスを取り、マスターCDを製作して作業が終了しました。

ジャケットは岩内町役場の方から町のマスコットである「たら丸君」の写真を大量に送って頂いておりまして、気に入ったのをプリントして完成です。

今年の夏は岩内町の道の駅で、パワープレイで流されるとのこと。
お立ち寄りの際は、是非聴いてやって下さい。





2007.4.15
アンパンマンの使命


アニメ「それ行け!アンパンマン」を御覧になったことがある方ならお分かりと思いますが、アンパンマンは毎日
「じゃあパトロールに行ってきます」
と叫んで、ジャムおじさんのパン工場の煙突から街へと飛んで行きます。
しかし−

かねがね考えていたのですが、この地域にパトロールでマークすべき相手は、明らかにバイキンマンとドキンちゃんの2人しかいないはず。
なのに、どうして一年中アンパンマンは狙いを定めずにパトロールに向かうのか、全く理解できません。
仮にアンパンマンが公務員だったら、税金の無駄遣いとバッシングされること間違いなしです。

ところが今日、録画されたアンパンマンを伶(2歳)と見ていたら、パトロールから帰ってきたアンパンマンが
「ただいま!
 今日はおなかをすかせたヒトはいませんでした。」  
とジャムおじさんに報告しています。
私はその場面をボーっと見過ごしていたのですが、ややしばらくしてハッとしました!

そうか!!
アンパンマンは、街におなかをすかせた子がいないかをパトロールしていたのですね!
そしてたまたま番組構成上、道中で悪事を働いているバイキンマンに出くわすことになっていたのです。

いつまでたっても無目的にパトロールするアンパンマンに対し、やや苛立ちを感じていた私は自分の不明を大いに詫び、今後全力で彼を応援することを誓いました。




2007.4.28
狩人解散!


仕事で上京し、今日帰って来ましたが、そういえば世の中は明日からゴールデンウィーク。
空港は混雑してエライことになってました。

その移動中、ケータイでニュースを読んでいたら、「狩人、解散!」という見出しのニュースが!
「解散!」って、解散してなかったのか!とまず驚きました。

次に本文を読むと、
「あずさ2号」などのヒットで知られる狩人が−
と書かれていますが、「など」と言われても「あずさ2号」しか知りません。

このように、この"狩人解散"のニュースは、いちいち読み飛ばせない味に満ちています。
続いて記事は、解散後の2人の進路に関する内容へと進みます。

まず47歳の弟さんは、人材派遣業にお勤めになるとのこと。
この妙に現実的な感じに "やはり夢を追い続けるのは難しいのか"と唇を噛みました。

続いて50歳のお兄さんの進路を見ましたら− 「ボクサーに挑戦する」とのこと!
今度はあまりに現実離れした選択に仰天しました。

折しも先日、シルベスター・スタローンさんが60歳でロッキーのファイナルを制作し、「同世代の人々を勇気付けたい」という趣旨の発言をされた模様。
スタローンさんのこの言葉が狩人解散→お兄さんの決意の遠因になっていたとしたら、誤ったメッセージとなったと言わざるを得ません。

一方で、ボクサーの闘争的でハングリーなイメージはまさに「狩人」を体言しているとも言え、これはこれでまた深いのです。