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2007.5.5
御祓い


1、2、3月と連続して取り憑き、私の健康をむしばんでいた悪霊。
しかし私はついに4月を無事に乗り切ったのです。
悪霊 is gone!
その代わりと言っては何ですが、4月に異動して現在のポストに来てからというもの重大な自然災害が繰り返し発生し、最近は上司と共に御祓いに行くことを真剣に検討しています。

そこで御祓いについて詳しく知るべく、「御祓い」と入力してインターネットで検索してみたのですが−。
ヒットしたページを見て私はゴクリと唾を飲みました。

ページを開くなり、大仏様がじっとこちらを見ていたり、理解不能な記号がページの背景を埋め尽くしていたりと、これでもかと広がるオリエンタルな精神世界。
ページを開いては、その都度怖くなって「戻る」のボタンを押すという繰り返しでした。

不気味なページ達をここで具体的に特定すると、再び私の身に災難が降りかからないとも限りませんので、どうか御自分で「御祓い」と入力・検索してみましょう。
勿論、普通のページもありますが、トップページを見るだけで「これが橋本の言っていたページか・・・」とすぐ理解して頂けるようなページが目白押しです。

というわけで、今回の調査では普通の辞書で「御祓い」を調べるにとどめたのですが−
これですと
「厄災を除くために神社などで行う行事」
といった程度の説明しかなく、具体的にどこでどんなことをしちゃうのか分かりません。
やはりもう少し勇気を出して、あの怖いページ達を熟読しなければいけないようです。



2007.5.19
ウナギイヌ


今日の毎日新聞Webに、以下の見出しを発見しました。
【ウナギイヌが浜松市のマスコットに】
ウナギイヌ!

赤塚不二夫さん世代の私達にとって、その赤塚キャラクターのどれを好むかは勿論人によるかと思いますが、私は何といってもウナギイヌです。

父が犬、母がウナギ、という、それ自体がまったく無意味な設定。
しかも体がイヌで、しっぽがウナギというのは分かるとしても、肝心の顔が一体どちらのそれなのかが不明です。
これほど特徴ある生き物なのに、赤塚漫画の中では普通の部類に入るため、ごく自然に街を歩いているウナギイヌ。

ともかく記事を読み進めましょう。
父が犬、母がウナギという架空の生物のウナギイヌは、同市の浜名湖出身という設定。
浜松市は18日、赤塚不二夫さんの人気漫画「天才バカボン」に登場する「ウナギイヌ」を市のマスコットキャラクターに採用した。名刺や広報誌などで使う。
うらやましい・・・。
自分の名刺にウナギイヌをプリントできる喜びを思うと、配置転換を強く希望して国交省から浜松市職員に転身したくなるほどです。

そもそも私は浜松市の銘菓=うなぎパイの魅力についてかねてより考察を試み、うなぎパイキーホルダーまで所有しているほど。
ミュージシャンのはしくれとしては、楽器の街という認識が最初に来るべきであるところですが、そのことすら今ようやく思い出したくらいです。
恐るべし、浜松市。

漫画の連載が始まった67年は、県内のウナギ生産量がピークだった時期。
今は当時の1割程度に落ち込んでおり、ウナギイヌに寄せる期待はまさに「うなぎ登り」。(竹地広憲)
「うなぎ登り」というシャレを、わざわざカギカッコまで付けて使用すべきだったでしょうか・・・。
しかし(この駄洒落の評価を脇に置いても)この記事は実に意義深く、竹地記者の着眼点に心から経緯を表する次第です。