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道では、道内各地で地域に誇りと愛着をもって文化活動や文化支援活動に取り組まれている個人や団体・民間企業の方々の活動を広く道民の皆さんに紹介するとともに、その活動が地域の牽引力としてますます大きく広がっていくことを期待して、北海道地域文化選奨を贈呈しています。 (中略) この賞の特徴は、実績のみならず、今後においても地域に活力を与えながら一層の発展を期待できるユニークで魅力あふれる活動をされている方々を対象にしている点です。 選考に当たっては、その活動が地域の文化振興にどのような影響を与えているか、地域にどういった波及効果をもたらしているか、また、文化的なイメージアップをはじめ地域に活動が定着しているか、などを選考基準としています。 (後略) |
ザ・ナックというバンド、御存知ですか? 当アワーを御覧の方には「知ってるか」と聞くこと自体が失礼かもしれませんが、1979年、私が恵庭市立恵明中学校3年生の時に、全世界的に爆発的に売れたバンドです。 「ビートルズの再来」と言われながら、シングルヒット的には「マイ・シャローナ」という1曲が全米1位になったのみで、色々と要因はあるのでしょうが、結局のところ1曲目が売れすぎたばかりにそこで終わってしまったように感じています。 左は彼らの1stアルバム。 当時これを眺めながら「人間の顔には色々な大きさと形があるもんだな・・・」と思ったことだけを妙にはっきり覚えているのですが、それはそれとして内容は「1発屋」などとはとんでもない話で、タイトで乾いた感じの「ロック」の音は大好きでした。 |
しかし自分にとっての存在の大きさからすれば、何と言っても浅川マキさん。 先月の自分のライブの1週間後、1月17日に亡くなったとのこと。 浅川マキさん。 私の大学生活そのものであり、亡くなったというのに当アワーで何も触れないので、逆に私に何かあったのかと不審に思って連絡をくれた方がいたほどです。 音楽と芝居に明け暮れ、倉庫を根城にし、流行らない学生運動のようなものに没頭していた自分にとって、「ザ・アンダーグラウンド」といった感じの存在の浅川マキさん。 その存在感だけでなく、脇を固める一流のミュージシャンと一緒に作られる音は最高でした。 |
表紙の写真は田村仁さんがちょいとむかしに撮ったものである。これまでのほとんどが仁さんの写真で、そのなかでも、わたしはこの1枚が好きだった。 「いまより、肩が若いね」と仁さんは笑うのだけども、この写真が表紙になった。 |