2010.5.5
 数寄屋橋交差点捕物帖


先月、とある飲み会があって地下鉄銀座駅で降りた私は、数寄屋橋交差点で信号待ちをしていました。

ふと隣を見ると、近くの交番勤務と思われる若いお巡りさんが自転車を降りてハンドルを持ち、同じく信号待ちをしています。
と、そこである男性がお巡りさんに、近くの某飲み屋さんの場所を尋ねました。

若いお巡りさんは、
「その角を曲がったちょっと先ですが、ちょうど私もそちらに向かうところなので一緒に行きましょう。」
と答えています。

感じのイイお巡りさんだなと思って聞いていたのですが、
「ちょうど今、そのお店から110番通報がありましたので。」
という全く思いも寄らぬ言葉が続き、驚きました。

え?!要はそのお店はまさに今、事件現場になっているということでしょうか?

「あ、はい・・・」
当然男性も動揺を隠せぬようですが、恐らく不意のことに混乱したまま、今、信号が青に変わりました。

「さあ、ちょっと急ぎますよ。」(←あくまでもさわやかで丁寧)
自転車にまたがってこぎ始めるお巡りさんと、必死でお巡りさんを追走する男性。

逆ならともかくこの構図は相当レアで目が離せません。気が付くと私まで早足になっていました。
最終的にこの二人がどうなったかは分かりませんが、男性も、なぜ自分が飲み会会場に警官と全力疾走で駆けつけなければならないのかと自問していたことでしょう。

「一刻も早い警官の現場到着」と「場所を知りたい男性の要望」。
これらを同時に満たすには確かに全体としてこの方法で良いのでしょうが、細部がところどころ違うような気がして失礼ながら笑えます。
男性の後ろ姿が脳裏からずーっと離れません。




2010.5.17
 子門真人さん


実は先週、YouTubeで「電人ザボーガー」の主題歌を初めて見た− という(いま思えば誠にどうでも良い)記事を書いたのですが、 どういうミスなのか当アワーにアップされていません。(電人ザボーガーについての記事はこちら→>>Click
昨日当アワーを見て、初めて気付きました。

ご想像の通り、記事自体には何の社会性もなく、もう一度書く気になるかと問われると非常に困難です。
が、しかし、ザボーガーのあの画像を目にしながら何もお伝えしないでいられるかと言えば、これもまた大変重大な機会を損なったような気がしてなりません。

というわけで、私の駄文については無意味に再現せず、電人ザボーガーのオープニングURLのみ記載させて頂きますので、皆様ご自身の手で適宜感想・ツッコミをお願い致します。 →電人ザボーガーOP

*

しかしザボーガーの画像とは別に、どうしても申し上げさせて頂きたいのは主題歌を歌う子門真人さんの歌の上手さ!
これだけは書かずにはいられません。

御存知の通り、子門さんは「およげ!たいやきくん」が記録的ヒットとなったがために、「♪むわいにち、むわいにち〜」という歌い出しだけが国民的物真似として浸透し、ややもすると、それ以外の作品の歌声の記憶まで覆われてしまっているのではないかと心配でなりません。

しかも、これまた歌が上手すぎるからか 契約していたレコード会社も複数で、仮面ライダーの「♪迫る〜ショッカー」などは、「藤浩一さん」という正体不明の別名義。
ですが、イナズマンもキカイダーもガッチャマンも、記憶に残っているのは子門真人さんの歌声ばかりです。

さあ皆さん、今日はYouTubeで子門真人さんの歌声巡りの旅に出ましょう。




2010.5.23
 日東紅茶とコーヒールンバ


日東紅茶を買いました。
私は結構紅茶好きなのですが、実はこれまで、コンビニ等でも良く見かけるティーバッグの25袋入りのヤツしか買ったことがなく、日東紅茶の商品にはそれしかないと思っておりました。
恥ずかしながら今回、某スーパーで、「100袋入り」というファミリーサイズ(にしても多い)商品の存在を知った次第です。

こうした「大量パック」は、他の商品同様多少お安くて良いのですが、それはそれとして結構ビックリしたのがそのパッケージ。
この過度にオリエンタルなデザイン!

シルエット的にタージ・マハル等のイスラム建築と思われますが、何というか、「日本=ちょんまげ」にも通じる「紅茶→インド→タージ・マハル」という古典的なイメージに揺るぎなく立脚している感じに好感が持てます。

紅茶の伝来直後とでもいうのならともかく、今日、タージ・マハルに想いをはせて紅茶を飲んでいる方もいないでしょうし事実私もそうだったのですが、大いに反省し、今後は産地の文化等も感じながら楽しむ必要がありそうです。

*

さて、その事件(?)のついでに思い出しましたが、高速道路のサービスエリアに配備されているコーヒーの自販機で、四六時中「コーヒールンバ」のBGMが流れているヤツ、分かりますかね?
♪××♪××♪×××♪×♪×××
というラテンのリズムで甲高い打楽器が打ち鳴らされ続けている上に、音質的にも極度に深いエコー処理が施されていて、BGMというよりは殆ど騒音に近いのですが、異様に音の通りが良いために、初めて訪れるSAでもこの自販機にたどり着くことが可能です。

「コーヒールンバ」は、その突き抜けた歌詞とも相俟って未だに人気も高いわけですが、私の生まれる前のコーヒーのイメージって、こういうことだったのでしょうか。
とは言え、修飾語だけをまとめれば「昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に飲ませたシビれる」飲み物ということですから、殆ど毒でも盛られた事件の主題歌という感じです。


ところでこうして「ルンバ」という音楽について好き勝手に書いていた私ですが、一応音楽的な要素も復習しておこうとWikipediaを見ましたら、
「当時はリズムの取り方が、1拍目から踊り始めるスクエア・ルンバ派と1拍目を待って2拍目から踊るキューバン・ルンバ派に別れ大論争が起きた。」
という恐ろしい記述があってシビれました。
調子に乗って書いていたら「スクエア」・「キューバン」両派の方々をいたずらに刺激しないとも限らず、このへんでやめておこうと、急速に意欲が萎えたところです。




2010.5.27
 あけぼの小学校跡


急な出張が入って2泊3日コースで札幌に行きました。
あいにく3日間とも雨交じりの天気でしたが、どんな場所にも季節ごとの「空気の匂い」みたいなものがあり、やっぱり懐かしく感じました。


さて、その2日目の業務終了後、私は札幌市の中央区南9条西11丁目の旧曙(あけぼの)小学校跡の建物に行きました。
ここは平成2004年3月に閉校になった小学校なのですが、その後札幌市がここを再整備し、「文化芸術と地域の出会いと交流の場」として再活用することとしたものです。

で、この管理運営団体の募集に対し、私どもNPO法人コンカリーニョが応募して当選、昨年の11月のオープン以来、ここの管理を行わせて頂いています。
コンカリーニョ(劇場)本体をツブさずにやっていくだけでも大変な財務状況の中での活動拡大ですので、当然ながら色々な議論を経つつ、結果的に事ここに至っています。
ただ私自身も昨年から東京に住んでいるために直接行くチャンスもなかなかなく、今回、ようやく行くことができたというわけです。


廃校を利用した施設にも色々な形態があるかと思いますが、このあけぼのは以下の通りです。
○長期利用貸室
  校舎棟2階、3階の全14教室を、文化芸術活動を行う個人、団体に長期で貸出します。
○開放スペース
  図書室、交流室、グラウンド・・・基本的に誰でも利用できます。
○一般貸出スペース
  体育館、音楽室、中ホール
私達はこの長期利用と一般貸出をご利用の方からの料金を頂き、運営します。


こうした公共施設の管理委託って、結構楽でおいしい話だと思われる方もいらっしゃるでしょ?
ところがこれがそんな甘いものでは全っ然なく、札幌市に対する「家賃」的な支払いは容赦なくやってきますし、思いがけず発生するトラブルや苦情対応などもよくある話。
札幌市さんも、市民の方々の用に供する施設として税金をかけ校舎改修などを行っているわけですから、管理団体が何のリスクもなく呑気に運営することなどあり得ないわけですね。

実際、長期利用の教室が埋まらない時期は、当然アガリよりも市への納入額が上回るわけですから、何とも気持ちの悪い日々が続きます。
私など、入ってくる情報も断片的なだけに、これは無謀だったかも・・・と、後悔が頭をよぎったりもしたものですが、少し前に長期利用の貸室が全て埋まり、ようやく赤字なく運営できるようになった模様です。


ところで、そうした世知辛い話はいったん脇に除けておけば、初めて足を踏み入れた曙小学校は、何ともイイ雰囲気でした。
板張りの廊下、合唱の練習をしているらしい音楽室、色々な本が並んでいる図書室、色々な団体が入ってイイ感じに怪しげな各教室。。
我々「管理人」達のスペースである事務室も、これまた異様に落ち着く空間で、油断していると私など簡単に一泊してしまうことでしょう。

昼には近所の子供達が集まってきて、好き勝手遊んで帰って行くとのこと。
確かに廊下には「走らない」とか「騒がない」といった、注意事項も貼られています。
庭にも何やら色々なものを(コンカリーニョの人間達が)植えていて、収穫時期を楽しみにしている模様。

というわけで、南9条西11丁目の「あけぼのアート&コミュニティセンター」。
お近くの方は、是非覗いてみて下さい。
またちょっとした自分専用の活動スペースが欲しいとお考えの方も、是非一度、お問い合わせ頂ければと思います。 →HP