2010.7.4
 ストロング・ダイレクト


先月末あたりから、いよいよ暑さも本格的になってきた気がします。
毎年、暑くなるたびにパニックとなり、空調服等の「暑さの話題」を書いている私ですが、今年もこの暑さが怖くなってきました。

ちなみに今日は朝から長女・桜が発熱して38度くらいで寝ており、「暑い、暑い」と言うので、エアコン1台&扇風機1台という、貧弱ながらも我が家の冷却グッズの全てを投入して室内を冷やそうとするのですが、一向に涼しくなりません。
そのうち薬のほうが先に効き始めて事なきを得ましたが、(私の中では)熱帯樹林気候の東京、やはり恐ろしい地帯です。


ところで元来暑さに弱い私は、地下鉄の車内等でもエアコンの気流が直接当たるポイントを求めて彷徨っているわけですが、逆に女性を中心に、どんなに暑くても直接冷風が当たるのはダメという方もいらっしゃいます。
で今日、そういえばと2年前の新聞記事を思い出した。

東南アジアなど急速な経済成長を遂げる新興国で日本の家電が奮闘している、という特集記事で、中でも「売れ筋が日本と全く異なる例も多い」という箇所に興味を惹かれました。
某社は日本国内向けエアコンに、冷風が体に直接当たらないソフトで繊細な気流制御機能を導入して大ヒットした。
だが東南アジア向けの同社カタログには、「POWERFUL JET STRONG DIRECT」と正反対の単語が踊る。

「パワフル・ジェット・ストロング・ダイレクト」!
ダメな人なら、4つの要素が全てNGというこの商品。
「売れ筋が異なる」と言ったって異なり過ぎで、"ダイレクト好き"の私も、さすがに可笑しくてなりません。

続きを読むと、売れている背景の説明があり、
力強い冷風の方が、エアコンを購入した実感が得られるのだ。
とのこと。
何というか、それはそれで気持ちは分かります。


左図はその商品のカタログのようですが、帰宅するなりパワフルでストロングなジェットをダイレクトで浴びている購入者!
逆輸入してでも欲しくなってきました。




2010.7.11
 パウルさん


ワールドサッカー南アフリカ大会もとうとう決勝を残すのみとなりました。
いろいろありましたが、やっぱり盛り上がりましたね。
もともとブラジルのサッカーが好きで、最近だとジダンさんのいた頃のフランスサッカーが好きだった自分ですが、 両チームとも好きだった頃の姿は見る影もなく敗退。
やっぱり"堅守速攻"主流のいまのサッカーは「面白い」とは逆方向なので、そういう点ではせめて決勝はスペインを応援してみましょう。


ところでそんな橋本のみならず、当アワーを御覧の方をも含めて虜にしていると思われる存在、それがドイツのパウル君です。
よもや知らぬ方もいないとは思いますが、一応簡単にご紹介しましょう。

こうした時にも便利なのが、参加型辞書=Wekipedia。
世の中には奇特な方・有り難い方がたくさんいて、この世に突如現れた事象についてもこうした方々が速やかに解説の執筆に当たって下さるため、ニュースだけでは拾えない網羅的な情報収集が可能なのですね。

ましてパウル君のような存在であれば、たちどころに項目が立ち上がっているはずと思ってWikipediaを確認しましたら、やはり既に「パウル」という項目が設置されておりました。
パウルと呼び捨てするとは失礼な。ここではこれ以降、パウルさんと表記します。


さっそく解説のリード文を引用させていただきましょう。
パウル(ドイツ語: Paul, die Krake, Oktopus-Orakel)はドイツオーバーハウゼンの水族館シー・ライフで飼育されているマダコ。
サッカードイツ代表の国際試合の結果を予言している。日本の日本放送協会ではパオルと呼んでいる。
パウルの予言はユーロ2008では80%以上、W杯南アフリカ大会では100%の的中率を誇っており、国際的な名声を得つつある。

"予言"とは書いていますが、御存知の通りその方法は、対戦国の国旗が付けられた餌箱が用意され、パウルさんが先に開けた容器の国が勝利すると解釈される−という至極どうでも良い方法。
確率論的にいっても世界中で騒がれるほどの実績ではないように思うのですが、そうした点をも含めて、パウルさんを取り巻く騒ぎは魅力的です。

但し、これが寛容な"遊び心"でイジられているだけであれば、単に微笑ましいという程度にとどまるのですが、悪いことに予言の対象は他でもないフットボールという"戦争"です。
従って、ドイツの敗戦を予言して的中してしまった途端、ドイツ人サポーターの非難が殺到するなど、有り得ないほどリアルに人々の心を動かしているのです。

ちなみに"ドイツ敗退"の予言的中に対しては、水族館側が「予言が的中したのは誠に遺憾」であるとのおわびの声明を発表した模様。
「遺憾」というお役所言葉の最も素敵な使用例であると、感心しました。





2010.7.12
 パウルさん-2


ワールドサッカー南アフリカ大会は、結局スペインが優勝!
パウルさんも真の勝者です。

それにしても、国政選挙とワールドカップ決勝戦だけは、二度と同じ日に実施しないで欲しいと、つくづく思いました。
ようやく選挙結果が判明した未明に、入れ替わるように決勝戦の放映がスタート。

といっても冒頭の1時間半ほどは決勝戦を盛り上げるためのスペシャル番組。
振り返れば、唯一この時間が仮眠の時間だったのですが、まんまとスペシャルな気分になってしまい貴重な仮眠時間を失いました。

3時半にキックオフした試合も、前半で2−0くらいになってくれれば飽きて寝ていたかもしれませんが、0−0のスコアのまま延長戦突入という禁断の展開!
ここで寝ては、マラソンを42kmまで見て寝てしまったことと同じになってしまうため、気力を振り絞ってテレビに食い下がります。

結局唯一にして決勝のゴールは、延長後半11分という 夜明けの視聴者泣かせの時間。
私の場合は応援していたスペインが勝ったのでまだ良いのでしょうが、オランダを応援していた方の疲労感を思うと敵ながら(?)気の毒になります。

早速Googleのニュースサイトにアクセスしましたら、何とパウルさんのニュースがスペイン優勝の項目の上段に躍り出ています。
目に付く見出しとしては
 ・予想タコのパウル、「食用」ピンチ乗り越えW杯全制覇!
 ・奇跡!神託タコ7戦全的中!
など、背景を知らぬ方が見たら一体何のことだか判らず薄気味悪いものばかり。
右の写真をみると、どうやらパウルさんにワールドカップ(のレプリカ)が贈呈されたようです。

スペイン&パウルさん、おめでとう!!




2010.7.20
 北区つかこうへい劇団


橋本は昨年の4月から東京北区の赤羽に住んでおり、このゾーンの深い魅力についてはたびたび当アワーに書いている通りです。

この赤羽の宿舎近くに、決して大きくはない古い図書館があり、2週間に一度、長女と長男を連れて本を借りに行きます。
1人10冊借りることができ、貸し出し期間も2週間あるので、大きな布製のバッグを持って行くのですが、何しろ子供の本なので基本的にデカい上、5歳の長男は虫や宇宙やロボットなどの図鑑類が大好きときているので、やたらと重い本ばかりが20冊。
運搬役の自分にとっては、なかなかの重労働でもあります。

ところで前回行った10日の土曜日、私は長女が借りられる権利の1冊分を譲ってもらい、「北区つかこうへい劇団−1990年代の全記録」という本を借りました。
何度も行っているこの図書館で自分が本を借りたのはこの日が初めてでしたが、その3日後、つかこうへいさんが亡くなっていたとのニュースが流れ、それがこの10日だったとのこと。
きっと何か不思議な力が働いたに違いないと、勝手に考えています。

本は99年12月の発行で、「全記録」といっても巻頭のモノクログラビアが当時の熱気を伝える以外は、新聞記事をひたすら綴っただけのもの。
ただ、99年につかさんが井上ひさしさんに呼びかけ「戯曲作法塾」を立ち上げる経緯なども掲載されており、その二人が相次いで亡くなってしまったことの残念さを改めて感じます。

結局私は北区に住む機会を得ながら、(少なくともつかさん生前の)北区つかこうへい劇団の芝居を観ることはなく終わってしまいました。

梅雨が明け、暑い日が続いています。




2010.7.25
 灼熱、帰路地獄!


自宅から、最寄駅であるJR京浜東北線の赤羽駅までは、徒歩で15分程度。
他にバスが駅前から出ていまして、域内のお年寄りを中心とした方々の重要な足になっています。
これに乗った場合は2駅で、待ち時間を入れて10分程度、料金は220円です。

大した距離でもない上に、わずか2駅で220円というのも勿体ないので、激しい雷雨の日や、激しく飲んで直線歩行が困難な時等を除けば、基本的に徒歩で帰宅する日常。
しかし先週来、私はJRを降りた後、駅前で密かに葛藤しています。
と言うのも、1日の仕事が終わって深夜に帰ろうとしている体には余りに過酷な、この異常な暑さ。

他の季節ならいざ知らず、今ならバスで帰れば、缶ビール1本程度の料金で缶ビール1本と同等、場合によってはそれ以上の快適さが手に入ることでしょう。
つまり駅前から出るバスの乗車運賃の「費用対効果」は、いま1年で最も高い値にあるわけです。
とりわけ、常軌を逸した先週の猛暑。
週末の今日くらいはバスで帰っても良いのではないでかと考える自分と、それはそれで"負け"ではないかと考える自分が、駅前の自分の体内で戦っています。


そんな戦いの最中で突如、"コンビニでアイスを購入して食べながら帰宅するのはどうか"という「第3の奇策」が、私の中に舞い降りました。
アイスにより体温の上昇を抑えると共に、「買い食い」という懐かしい行為による楽しさも加わって、素晴らしい効果の発現が期待できますね。

唯一の問題は、現在の住居が公務員宿舎という建物であり、同じ職場の職員を含めた大量の同業者が住む場所であること。
その公務員宿舎にアイスを食いながら帰宅するのは、歳も歳なので相当な勇気を必要とします。

しばし考えましたが、官舎の皆さんの通勤コースと異なる経路選択を行うことで、これも容易に解決が可能でしょう。
決断した私は、駅前のコンビニで「ガツンとみかん」なるアカギの商品(120円)を購入し、通常経路とは異なる裏道によって帰ることとしたのです。


さて、こうした頭脳プレイによる体温調整策に、読者の皆さんもすっかり感心されたことと思いますが、結局のところ、想像を遙かに超えた暑さによって、当プランは台無しとなりました。
即ち、この暑さによって手元のアイスが早送りのようなスピードで溶けて行き、コースの半分にも届かないうちに全て消えてなくなったのです(右図)。

普段より遠回りで暗い道を、残ったアイスの棒だけを持って汗だくで歩いている私。
そもそもこのアイスに120円を投じるくらいであれば、最初から快適な220円のバスに乗るべきでした。
流れ出る汗は、愚な自分に対する怒りとも相俟って、いつも以上に熱くたぎっているようです。


というわけで、皆さん。
暑くて判断力が鈍っていますので、普段と違う試みをしようとする際は、十分なシミュレーションを行ってから始めましょう。




2010.7.27
 テレビジョンとカウンター


10年前の当アワー開設当初から、トップページに配置しておりますテレビジョン画像。
多少デザインを変えたりしながら現在に至りますが、くすんだテレビに"ハシモトコウアワー"という単純な動画が映るだけ−という現状のチープさが 結構気に入っています。

そのテレビジョンに、先週、アクセス・カウンターを移設して組み込んでみました。
元々メニュー画面にあったアクセスカウンターのデザインを多少変更し、<TABLE>という配置タグを使って地味に切り貼りするのですが、完成してみるとこれが想像以上にパンチのない見映え。

あまりの存在感の薄さに、これを読むまで気付かなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも、ブログやtwitterという新しいツールが主役となっている中で、"ホームページのアクセスカウンター"というもの自体が、何やら懐かしいものすら感じられます。


それでもカウンターは、先日、40万という区切りの良い地点を通過して行きました。
何と言いますか、爆発的に増えるでもなく、かといって先細りしているわけでもない、絶妙な数字。

このような極端に更新頻度の低いHPに 見捨てることなくお立ち寄り頂き、ありがたく思っています。
張り切って、1週間に2度くらいは更新して行きますね!(←すごく少ない)




2010.7.30
 SMAP!


仕事の関係で、札幌出張の機会が多い今日このごろ。
明日は夏休み中の土・日だというのに、またしても会議で札幌です。
しかも観光シーズンの札幌出張は宿泊施設は異様に高く、泊まるというだけで自腹が発生する赤字旅行。

ところが今回はどういうわけか、そもそも札幌市内の空室が全くありません。
あれれ・・・?と思いつつも、そのうち見つかるだろうと高をくくっていたのですが、どのサイトから探索しても、今回ばかりは本当にないのです。

ビジネスホテルからややお高いホテル、最後はカプセルホテルにまで手を広げたのですが、そのカプセルさえも「満室」!
大きな学会の期間中などに重なって宿が取りにくくなることはままありますが、いくら何でもこんなことは初めてです。
しかも当日というならまだしも、3日前=28日の時点で既にこの状況。
何かモンスターなイベントでもあるのでしょうか!

結論から言いますと(と言っても確かな証拠があるわけではありませんが)、周囲の方々から寄せられた情報によれば、これは「SMAP in 札幌ドーム」の仕業のようです。
さすがスマップ、全道(全国)からお客さんが見に来るんでしょうね。

ともかく、出張だというのに自分には泊まる場所すらない− このことは紛れもない事実です。
勿論、ホテルじゃなくたって泊まる先などいくらでもありますし(エッチな意味ではありません)、サウナや劇場に泊まったって良いのですが、そういう実態上のことよりも、表向き、路頭でさまようしかなくないという自分の状況に興奮しますね。

というわけで、31〜1日にかけて薄野あたりを彷徨っている姿を見かけたら、お声掛け下さい。