2012.11.2 11PM

これは「11PM」のテーマの譜面。
この歴史的名曲を実際に演奏された方が送って下さった、宝物のような譜面です。
10年前、自分のHPでこの曲の魅力についてあれこれ書いた際、偶然それを御覧になった関係者の方が連絡を下さり →その方を通して実際に演奏されたミュージシャンの方に伝わり →そのミュージシャンの方が譜面を起こして下さり →それを託された初めの関係者の方がわざわざ私に郵送して下さった、という 謂わば「わらしべ長者」のごとき展開を辿って、私の手元にある譜面なのです。


今週亡くなった作家の藤本義一さん。
どのメディアも訃報で取り上げられている通り、藤本義一さんと言えば、それはもう「11PM」の司会です。

11PM!!
この「お色気番組」が、1965年という時代に作られているという事実!
世の中に出た時のインパクトを想像するだけで、ドキドキしますね。
そして頂いた手紙では、当時のレコーディング時の様子もリアルに伝えて下さっています。

(以下、抜粋)
この種のレコーディングはご存じのように、その場で譜面が渡され、何回かのテストの後、本番に入りますが、お聴きのようにかなりアップテンポですので、さすがのベテランプレイヤーたちも、そうとう必死だったようです。
なおオリジナルではピアノはなかったように思います。ピアノの三保敬太郎さんは指揮をしていましたから。

この臨場感!読みながら、そりゃあ興奮したものです。って、分かりますよね?

(再び抜粋)
当時はスウィングルシンガーズのスキャットがやっと耳に入るかどうかという時期でしたが、いち早くスキャットを取り入れ、当時としてはまさに画期的なことで、新しいタイプの番組にふさわしい、期待にたがわぬテーマだったと思います。

「新しいタイプの番組」という言葉自体に、時代の躍動を感じます。そして「期待にたがわぬテーマだったと思います」という言葉には、継ぐ言葉もありません。

当時も全く同じことを書きましたが、譜面の左肩の 「引退した無名の音楽家」というクレジット。
目にした瞬間、カッコ良すぎて私は泣きました。
一体おいくつになる方だったのでしょう? 当時20才なら60才くらい、30才なら70才くらい、いずれにしてもそれなりのお年をお召しだったはず。
いずれにしても、こんな音楽シーンの最前線にいた方が、本当の意味で「無名の音楽家」の私のために、よくも1枚の譜を起こして下さったものだと思えてなりません。


奇しくも2週間前に 「故人の追悼ソングの演奏も定番としている」と書いたライブ、新春アワー。
南山雅樹(p)、広瀬いづみ(key)、岸本佳久(bs)、そして竹村一哲(ds)の皆さん、これを読んでもうお分り頂いていますね?
テンポは勿論、譜面冒頭にある通り「very fast」です!!




2012.11.11 夜のドラマハウス/バリー・ハリスさん

ここで問題です。
「世界中どこでもネスカフェ、ネスカフェでお馴染みのネッスル日本がお送りする−」のは、一体なんでしょうか?
・・・・・。 ・・?
はい全員正解!素晴らしい。そう、「夜のドラマハウス」です。

7年前、関東にお住いの星野さんという方がこのHPを見て御連絡を下さり、この番組の音源を多数橋本に送って頂いたことを以前紹介させて頂きました。
自分で書くのも何ながら、この星野さんのお人柄とも相俟って、当時は新聞でも取り上げて頂いた程のイイ話なのですが、実はその頃から 「YouTube」等々情報が溢れる今に至るまで解明できていないのが、この「夜のドラマハウス」のテーマ曲の作り手&弾き手です。
スネア一発から始まるこの印象的な曲。
ネットなどを見ていると、キャノンボール・アダレイさんの弟ナット・アダレイさんの「FooFoo」だという意見もあり、確かにトランペットの音質は良く似ていると思うのですが、聴き比べるとやはり同じ曲ではないようです。

結局のところ私は、番組が始まった70年代当時に渋く拡がっていたであろう「ブルーノート・レーベル」のサウンドに影響を受けた方が番組用に書き下ろしたのではないか、と勝手に考えており、とりわけバックのピアノのタッチや和音の元ネタだと思っているのが、リー・モーガンさんの名曲「サイド・ワインダー」のバリー・ハリスさんのピアノです。
まあ「考えている」というよりは、そんなんだと楽しいなと空想しているというのに近いのですが、私の空想はともかくとして、バリーさんのピアノはカッコイイなんでもんじゃありません。



バリー・ハリスさん。1929年生まれということですから、もう御年85歳近くですが今だ現役で、「ハシモトコウアワー」のボーカルでお馴染みの玉川健一郎君が米国に行った際は必ず会いに行き「父」と呼ぶ、玉川君の友人でもあります。
そしてなぜこんな話をしているかと言うと、何とこのバリーさんが札幌に来ることになったから!

札幌のMr.ピアニスト福居良さんのお店=スローボートpresentsの企画、「Barry Harris & 福居良ユニットコンサート」。
12月7日(金)、場所は札幌サンプラザです。
http://fweb.midi.co.jp/~slowboat/

この「政局ハリケーン」の最中、平日の夜に行けるのか俺自身?!という不安は尽きませんが、"台風の目"という言葉もございます。
何よりバリーさんは勿論、良さんも玉川君も出演するコンサート、皆様にも是非と、ご案内させて頂く次第です。




2012.11.18 午後6時

午後6時を指す時計の針。
お目が高い皆様には瞬時にお気付きの通り、先日来私が改めて虜となっている11PMのオープニングの画像を加工したものです。
一見格調の高いアンティークのようでいて、両先端とも無意味にハートになっているなど、心憎いほど細部に渡って猥雑さを醸し出すこの針。
このデザインの腕時計が発売されたらメガヒット間違いなしですので、時計業界の方はご検討下さい。

ところでこの針はなぜ18時を指しているかと言えば、そうです、ハシモトコウ新春アワーの開場時間を高らかに確認せしめているのですね。
でその新春アワー、有り難いことに今年も無事満員御礼300名様分の御予約を頂きました。ありがとうございます。
例年この段階からの出入り(概数で大目に確保した分の返却等)が結構あり、これに当日のキャンセル等を加えると、何だかんだと言って1割=30席以上の規模で空いてくるのですが、やや不確実であることは事実です。
「申し込みし損なっていた!」という方は、一応お早目にご一報下さい。

札幌は雨と雪と半端ない暴風!
決して生易しくない北海道の冬がいよいよやって来たのですね。




2012.11.22 12/1シーニックバイウェイ全道フォーラム

「みち」をきっかけに、地域、景観、観光地づくりを進める「シーニックバイウェイ北海道」。
毎年恒例の「全道フォーラム」を12月1〜2日、札幌コンベンションセンターで開催致します。

制度検討から10年という節目の今年、礎を築いた石田東生、原文宏、和泉晶裕の各氏による「キングギドラ対談」を企画しています。
進行は正義の味方=金田正太郎少年。正太郎君の考えているテーマ案は 「何を壊す!?」「何を守る!?」。 白熱の90分です。

関係者も非関係者も anyone, OK! キングギドラ対談をネタに懇親会で飲みましょう。
12/1はコンベンションセンターへGO! お待ちしております!!

注)掲示の画像は,正義の味方=正太郎君が勝手に作ってしまった非公式のゲリラ広告です。



2012.11.25 金田正太郎君

これは金田正太郎君。
前回ご紹介した「キングギドラ対談」のゲリラ広告を作った際、私は迂闊にも、誰もが知ってる人物と油断してその名を騙ったのですが、「そもそも正太郎君とは一体誰なのか」という疑問が複数寄せられました。

金田正太郎君とは、鉄人28号を操縦する少年です。
さすがに鉄人28号については年齢を問わず御存知の方が多いかと思いますが、確かにその操縦者の名前まで知られているかと言うと別問題。
比喩が適切かどうか分かりませんが、"ど根性ガエル"のピョン吉は知っていても、ひろし君を誰もが御存知とは限らないのですね。

正太郎君は、所謂「少年探偵」。 ちなみにWikipediaによれば「洋風の円形をした邸宅に一人で生活している」とのことで、いまだ私の生活水準はそこに及んでおりません。
そして正太郎君があの鉄人28号を操縦していることから、今回キングギドラを操縦する設定とさせて頂いた次第です。

鉄人28号!
「♪ある時は正義の味方 ある時は悪魔の手先 良いも悪いもリモコン次第」という驚異の不安定性。
2番の歌詞は 「♪敵に渡すな大事なリモコン」ですが、気楽に歌っていないで厳重なリモコン管理に専念して頂きたいものです。

このリモコンに装着されている操作バーは、僅かに2本。
しかも前後方向のみの2次元操作であり、なぜ鉄人が自在に動くのか見当もつきません。

正太郎君のファッションは、上半身がチェックのジャケット+ストライプのネクタイという手堅いフォーマルスタイル。
しかし下半身に目を移すと、半ズボンとハイソックスという社員旅行の宴会芸スタイル。
フォーラム当日、私がこの格好で進行するわけではありませんので念のため(←フリでもありません!)