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2016.5.14


4/16発生の熊本地震から1ヶ月。
国土交通省でも全国から技術者の派遣があり、北海道開発局からも多くの職員が現地に向かいましたが、先週、最後の班が帰還して一区切りとなりました。

現地はまだまだ爪痕が残っていますし、身内を褒めるのも不作法ですが、余震も続いて二次災害の危険もある中で、またGWで家族との楽しい予定もたくさんあっただろう中で、被災地に赴いてくれ、本当に頭が下がる思いです。

御存知の通りこの種の被災地支援は「自己完結型」で、移動から宿泊・食事に至るまで全てを賄う体制を自ら取って向かうのがルールです。ある隊はレンタカーが借りられないため、福岡空港ではなく長崎空港に入らざるを得ず、そこから夜を徹して延々陸路で熊本に入ったりといったこともありました。バスで移動中の職員が現地のお婆様から逆に乾パンを差し入れて頂くといった、心温まる話もありました。
全員健康で帰ってきてくれて心から安堵しています。
あまりマスコミ等で取り上げられることのない活動ですが、記憶にとどめてやって下さい。