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2016.10.2
シーニックバイウェイを巡る人々のこと






ここ10年余り、道をきっかけとして景観、観光、地域づくりを行う「シーニックバイウェイ北海道」という取組を続けています。現在は道内で14のルート、約400の団体の方々が参加して下さっています。

活動の母体である「推進協議会」という組織は行政、経済など幅広い団体で構成しているのですが、10年以上その会長を務めて下さった北海道商工連合会の高向会頭が今年で退任されることとなり、先週末、ささやかな慰労会を開催しました。

10年前、誰にも認知されていないこの取組の御輿に乗ってくれと、大経済人に大それた事を依頼した大先輩・和泉晶裕。
慰労会では和泉さん、高向さんが互いに「騙した、騙された」と仰っていました。素晴らしい。

有り難いことに高向さんはシーニックバイウェイのテーマソング「街道唱歌」を気に入って下さっていて、取扱っているSBW支援センターに単身CDを買いに見えたこともあったので、当日は10年のお礼にスタッフの皆さんとこの歌をお送りすることにしました。
♪街道唱歌

ちなみにシーニックバイウェイのシーンは、異能・多芸な多数の女性陣が屋台骨の多くを支えており、この夜も各種仕込み品も含めてハイスペックなパフォーマンス。
私はハーモニカを安定して吹くことすら困難となりました。

実は何年か前の別の催しで、高向さんが好きな「時代」(中島みゆきさん)を一緒に演ったことがあったので、最後にもう一度やろうかなとも考えたのですが、年月が経って高向さんもお年になり、当時のように歌うのも大変そうにも映ります。
見送ろうかなと思っていたところ、「橋本さん、あれやろう」と自ら歩み寄って声を掛けて下さいました。

巡る巡るよ時代は巡る−
失礼ながら七十数年のご自身のことでもあるでしょうし、我々からすればシーニックバイウェイの苦難の歴史にも重なります。
仕込みも含め、思い出深い数日間でした。

ところで参加していた我々北海道開発局側と言えば、ひと月以上に及ぶ災害対応のおかげですっかり弱体化している上に、こうした会合の参加も本当に久しぶりだったので、お酒というコワいものに次々とやられていきました。

翌日は二日酔いで傷んでいる多数の職員に交じって包帯をしている者までおり、影響の大きさが伺えます。
私も10年前に劇場でギターを抱えて泥酔した際にヒビの入った肋骨という古傷をなぜか痛め、そーっと行動している土日です。

高向さんとの10年と、手伝って下さったスタッフの皆さんに対する感謝を込めまして。




2016.10.8
百香さんLive @ 京橋


 ♪ 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが見つけた
   小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた

 幼少の頃、私はこれ以上の曲が世界中にあるはずがないと思うくらい、この詩と旋律を圧倒的に信望しておりました。

  52歳手前の秋、
 良い曲という気持ちは変わりませんが、こうして詩を見ると「幼稚園児で何もそこまで好きにならなくても・・」という思いもまた禁じ得ません。
 ご存知の通り3行目は「目隠し鬼さん手のなるほうへ・・」で、少しコワくなって書くのを止めました。

 さて、東京は秋とは思えぬほど暑いとのことですが、同じ北国出身のミュージシャン・清野百香さんのライブのサポートのご依頼をいただきました。

 百香さんは、室蘭生まれ→札幌東高→東京音大経由で東京を拠点に活動し、北海道各地の観光大使なども務める、才能豊かで可愛いミュージシャン。
 20歳以上も年上のオッサンがサポートして良いのかという疑問は他でもない私自身に宿っていますが、ギターを担いで東京へお邪魔します。

 場所は京橋のレストラン。
 百香さん調べによれば、
 ビュッフェ:サラダ、ケサディーヤ、牛ハラミ串焼き、ペペロンチーノ
 フリードリンク:ール、赤白ワイン、カクテル、梅酒、焼酎、ソフトドリンク
 とのこと。

曲は馴染みのあるものを12〜13曲、お客様は数十名といった規模でしょうか。
百香さんのキャラの効能で、肩を凝らせるほうが難しいほどフワッとしたライブになるかと思いますので(←褒め言葉)、お時間がありましたらお越し下さい。

終了後はそのままパーティーということなので、私はこれでもかという程飲む予定です(いつもですが)。
百香さんとは直接面識がないが・・という方も、泥酔した私にカラまれに是非お越し頂ければと思います。

時間もあるので(もしくはたまたま出張中等で)行ってやろうかなという方、橋本宛にご連絡下さいませ。





2016.10.15
Happy Birthday


「♪Happy Birthday」という歌は、直訳すると「幸 誕生日」。
フルで8小節のところ、僅か3拍で私の誕生日という事実関係が歌われる仕組みです。
そんな程度の誕生日にも関わらず、たくさんの方にわざわざメッセージを寄せて頂き本当に有難うございます。追って直接お礼の返信をさせて下さい。

さて、このようにお礼を申し上げておきながら、タイミング的に大変厚かましいのですが、本日より謹んで「LIVEハシモトコウ新春アワー」のお知らせとご予約の受付をさせて頂きます。
次回は1月8日(日)の開催となります。

毎度のことながら、劇場の大きさの事情で300席打ち止めとなります。
もしご関心おありでしたらお早めにご連絡下さい。
@橋本宛のメッセージ
Aアワー受付メール hour@concarino.or.jp
B劇場にお電話 011-615-4859
どの方法でも構いません。

説明不要のメインバンド
玉川健一郎Vocal、南山雅樹Piano、廣瀬いづみOrgan、岸本佳久Bass、竹村一哲Drums
を始め、テッパンのミュージシャン&スタッフで今回もお送りします。

年末をもってコンカリーニョの満10歳シリーズが終了して新しい一歩となるので、フライヤーのデザインも少々変えてみましたよ。
背景の原画は著作権フリーのイラストの中にあった金箔の切り絵で、お目出度さが突き抜けているのでこれをアレンジしてみました。
Facebookの "イベント" を利用して直接ご招待をお送りしようかなと毎回考えるのですが、煩わせてご迷惑かなと、これまた毎回逡巡しています。
もし届きましてもお気遣いは無用です。意を決して送りやがったなと、温かい目で受け流してやって下さい。
では新年会を兼ねて劇場でお会いしましょう!




2016.10.21
新春アワー


いちまーい、にーまーい・・・。
10/15に告知したLiveハシモトコウ新春アワーのご予約が、区切りの200枚を通過しました。
現在はゾロ目の222名様!縁起が良さそうですね。

このペースでご予約が進む事もないでしょうし、「売切間近!」的な陽動作戦的意図もございません。
ゆっくりご予定等と見比べて頂きまして、気が向きましたらご予約下さい。

いずれにしても沢山のお客様と楽しい時間を共有できることは、もう掛け値なしに嬉しいことです。
災害対応に追われた2016年の厄払いアワー。祈祷師のイメージ(衣装ではありません)で弾く所存です。




2016.10.25
ライブ「新春アワー」に関する重要なご連絡


先日の投稿で「このペースでご予約が進む事もないでしょう」と書いたにも関わらず、そのまま推移し、本日全300席完売となってしまいました。
正直あっという間の出来事で、状況報告する余裕も無く、これからご予約をお考えだった方にはお詫び申し上げます。

現在、より多くの方にご入場頂くため、客席の拡大策を検討しています。
物理的な制約もあり、結論にはやや時間を要する見込みです。
つきましては当面の間、お客様からのご予約希望は、以下の手順で対応させて頂きたく存じます。

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@客席数の拡大を前提とした「仮予約」であることをご理解頂いた上で、ご予約受領。
Aお席の確保ができ次第、当方から「正式予約完了」のご連絡を送付。
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大変恐縮ですが、どうぞご理解をお願い致します。
勿論、既に頂いているご予約は全て承っておりますので、ご安心下さい。

ところで、
そうした悩みをさて置けば、僅か10日で300人の方に参加表明を頂けるなんて、演奏者としても、企画制作の立場としても、言葉にならない幸せです。
皆さん、本当に本当にありがとうございます!