自由研究−クラレンス・ホワイトさんのBluegrass Guitar






Introduction
 1.Discography
 2.フレーズについて
  [1] Gプレイ時のフレーズ
  [2] Cプレイ時のフレーズ
  [3] Dプレイ時のフレーズ

- Bluegrass Guitar -

Introduction

クラレンス・ホワイトさんは、私が初めて聞いたブルーグラスのギタリストです。高校1年生の時でした。
以来、にわとりのヒナが卵から出てきて最初に見たものを親だと思うように、私はクラレンス・ホワイトが "ブルーグラスの父" だと思い込んでおり、本当の "父" が別にいると知ったのはずっと後のことです。

私はクラレンスさんが気に入りました。他にもいろいろと聴いてみたい!
しかし私の住む北海道恵庭市にはクラレンス・ホワイトのレコードなど何処にも売っていません。"ブルーグラスの 父"だというのに。
やがて私は「通信販売」という実に便利な商取引があることを知り、京都の『プー横丁』の 永久会員になったのです。この事実は今こうしてこれを書くまで完全に忘れていました。そう、私はプー横丁の 永久会員でした。

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年月は20年が1度に流れ、2000年。ブルーグラスのギターをもう1度弾いてみたくなったのは、実は今年の話です。 これはこの3月に、後輩から1964年製のマーチンD−28号を譲り受けたのがきっかけになっています。
1964年製ですからサイドもバックもブラジリアン・ローズウッド! 私と同い年のギターの素晴らしい音に激しく 触発され、私はまたブルーグラス・ギターの練習を始めました。
学生時代のように時間もバンドも無いのは仕方のないことですが、少ない時間ながら続けている深夜の 練習は、むしろ学生時代よりも楽しいような気もします。

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ここはこうして再び練習を開始したブルーグラスのギターの中から、クラレンスさんの ギターを研究するチャンネルです。
クラレンスさんのギターの特徴は『高難度かつ美しいリード・ギター』と、『シンコペイションを多用した リズム・ギター』に集約されましょう。 この内、「リズム・ギター編」では、後者の『シンコペイションを多用したリズム・ギター』の方に 着目し、フレーズを拾い集めてTAB譜に起こします。

いろいろと研究されているクラレンスさんですが、ここまで地味な研究もそう滅多に無いと思われますので、 試みとしては有意義かと思っているのですが、 いかんせん気の長すぎる作業で、一体いつ終わるのか想像がつきません。
しかしまあ何しろ相手はクラレンス・ホワイトさん。あれこれ小細工をするよりも、まずは精緻に「知る」ことから始めましょう。

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さて、2001年夏現在、クラレンスさんのアルバムのうち、ケンタッキー・カーネルズ時代に吹き込まれた2枚のスタジオ盤
 1963:The New Sounds Of Bluegrass America
 1964:Appalachian Swing
について、 どうにか作業を終えました。聞き漏らしや幻聴、誤採譜等もあることと思いますが、ひとまずスタジオの中のクラレンスさんの演奏をひとまず 聞き終えたことになり、少々ホッとしています。

この後にライブ盤が控えているわけですが、作業は膨大であるに違いなく、恐ろしくて手を付けられません。

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