Music Archive
 Review
EP Records
Rhythm & Blues
Jazz etc.
Bluegrass → 駅伝的アルバムレビュー「Bluegrass Times」
 
Bluegrass

ブルーグラスというアメリカの音楽があります。私も少なからず青春の一部を傾注したジャンルなのですが、どんな音楽?と問われると、その説明はなかなか困難です。
もとより音楽のジャンルなどというものは言葉では説明しにくく、身の周りで聞こえる音を直接指して「あんな感じ」と説明するのが最も早いのですが、この「ブルーグラス」は周囲にそうした適当な音源が見当たらないという点で今時珍しい音楽の一つと言えましょう。

そこで手元にある1冊の音楽の本を手にとって、そこにある「ブルーグラス」の説明を見てみますと

ブルーグラス・ミュージック
マウンテン・ストリング・バンドをモダンに発展させたストリング・バンド・ミュージック。考案者はビル・モンロウ。フィドル(バイオリン)、ギター、マンドリン、ベースに、スクラッグス・スタイルのバンジョーが必須楽器で、モンロウのブルーグラス・ボーイズによって最初に録音されたのが1945年であった。

ここで「マウンテン・ストリング・バンド」なる新たな単語が出てきましたので、これについても見てみましょう。

マウンテン・ストリング・バンド
フィドルとバンジョーによって演奏されていた民族音楽に、ギターとベースが参加して作られたバンド。

なるほど。分かったような、分からないような。
このチャンネルは、2000〜2001年にかけ、ブルーグラス好きの皆さんにリレー方式でお願いした100本余りのアルバムレビューで構成されています。
駅伝的アルバムレビュー「Bluegrass Times」