Music Archive
 Review
EP Records
Rhythm & Blues→ 吾妻光良さん 近藤房之介さん 有山淳司さん 内田勘太郎さん
Jazz etc.
Bluegrass
 
リズム&ブルース

自分が音楽にのめり込むようになったのは中学生時代。当時はニューミュージック全盛で、フォークギターは必須アイテムです。
男子は全員ではないかと思えるくらいフォークギターを持っていて、ブランドはモーリス、CMはアリス、そしてコピーは谷村新司さんの「モーリス持てば スーパースターも夢じゃない」です。

音楽シーンでは、さだまさしさんが「関白宣言」で大ブレイク。松山千春さんも好調で、中学生は千春さんの「旅立ち」で「3フィンガー・ピッキング」を修得しました。
アリスは「チャンピオン」、「君の瞳は1万ボルト」 等でこれまた絶好調で、学校祭のステージにはアリスが何組も登場しました。
一方、渡辺真知子さん、八神純子さん、尾崎亜美さんなどは「ニューミュージック」の女王で、彼女達を輩出したヤマハの「ポプコン」は、シンガーソングライターへの登竜門として絶大な権威をもって君臨していました。

多少の好き嫌いはあるかも知れませんが、振り返るとクリエイティブな時代だったのではないかと感じます。
しかし次の時代の扉をたのきんトリオさん達が開いてしまい、日本の音楽シーンは一気にアイドル歌謡の世界に逆戻りしてしていくのでした。

但し仮にアイドル歌謡全盛の時代だったとしても、今思えば感度の良い友人達はそんな世界にとどまらず色々なジャンルに触れていたんだろうと思います。
私が全く疎かっただけで。
ブルースは今でこそ自分の一番好きな音楽ですが、聴くようになったのは大学に入ってようやくというくらいの感じでした。

吾妻光良さんの「PLAY THE BLUES GUITAR」、上田正樹&有山淳司さんの「ぼちぼちいこか」、近藤房之助さんの「BREAK DOWN LIVE」、憂歌団さんの「生聞59分」。
これらの音楽に異常なほど揺さぶられ、落ちるようにのめり込んで、大学生活は更に長くなりました。

ここはそうした方達への尊敬の念を書いているページです。

吾妻光良さん 近藤房之介さん 有山淳司さん 内田勘太郎さん

↑top