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コミュニティサイクル ポロクル テーマソング 「ポロクルソング」

ポロクルソング
  作詞:南雲勝志
  作曲・演奏:橋本幸

ボサノバ編
うた:沖館葉子
ジャズ編
うた:橋本 幸

(2010年記)
2009年から札幌市内で展開されたシェア・サイクル「ポロクル」。
札幌の建設コンサルタント会社ドーコンさんが手がけた、当時にしてみれば一大チャレンジングなビジネスで、ドコモも参画して「実証実験」という形でスタートしました。
市内の十数カ所に自転車置き場(ポート)を設置。会員登録を行えば、ドコモの決裁システムを使ってチャリを利用し、好きなポートに乗り捨てることができます。
初年度はメディア等でも色々と取り上げられ、大変好評だった模様。
さらに2年目の2010年は、自転車本体のデザインを「グッドデザイン賞」の審査員などもされているナグモデザイン事務所の南雲勝志さんが手がけられ、格段にカッコ良くなりました。
南雲さんは、ポートのデザインもリニューアルされたのですが、これがまた、自転車置き場に屋台の風味を加えるという、絶妙に味わい深い仕上がりとなっています。

*

さて2010年8月、「札幌からはじまる新しい道づくり」と題し、ポロクルも話題の一つとした研究会が開催され、自分も傍聴に行ったのですが、研究会終了後の懇親会の席、壇上で締めの御挨拶をされていた南雲さんから、突然、ポロクルの歌の制作を持ちかけられました。

会場は飲み会終盤特有の暴走気味な熱気に満ちており、断れる雰囲気で無くなっていることは私にも分かりました。
結局私は歌詞を南雲さん御本人にお作りいただくことをお願いした上で、お引き受けすると発言してしまいました。

*

1週間後、南雲さんから歌詞が届きました。
ずいぶん悩まれたと書かれていましたが、実に計9番もあります。アイデアが止めどなく生まれるのでしょう。全くうらやましい。
一方、私は追い込まれました。
私の役割は、これに3パターンの曲を付け、web上でお聞きいただき色々とご意見をいただくこと。
という訳で、お盆だというのに、なぜか自宅にこもってポロクルソングの作曲と演奏に没頭した私。

2日間の山籠もりの末、試作品ができあがりました。
この歌が今後どうなっていくのか、想像もできませんが、こうした「作るプロセス」自体が楽しいのは、何が対象でも一緒ですね。

というわけで、ここはポロクルソングのページです。

番外ブルース編
うた:橋本 幸