星影の円舞曲 Library

このlibraryにありますのは各芝居のために作曲・演奏・録音した曲ですが、いわゆる"カラオケ"の状態で残っているもので、これだけ聞いても何が何だかよく分からないと思われるため、このような低い階層のページにまとめて収納しています。当時本演目を御覧頂いた方々や関係者の方々の"記憶の呼び戻し装置"程度のものとしてお聴き下さい。


【ド頭】 
 唄:all cast chorus:OL28号、ミーナ、サーヤ、山本昌美
    アスファルトの街に吹く風しらけて 乾いた花にさす水もない
まっ赤な花ビラ 乾いた花ビラ 黒い地面でふまれた粉になる
花ふみつぶす 靴音の列 しらけた街にあてもなく響く   めくらが見たよなこと口走り
  つんぼがきいたよなことわめき立て
言葉はひとり歩きを始め 靴音が必死で追いすがる
熱帯夜 熱帯夜 あついあついたるんだ街に
アスファルト下の水音が 地底に巣喰う我らの声が
足のウラから 靴の底から あんたもあんあもふるわせる
あんたの心のそのまた奥深く HOBO HOBO はい回る ウー!
  ウォーウォー We are HOBOES
  ウォーウォー We are HOBOES


【通り雨】 
 唄:桜子(紅千鶴)
    とつぜんの通り雨に 私の背中はたたかれた
しずくが背中で踊ってさ タタタンタンと踊ってた
とつぜんの通り雨は やっぱりとつぜん降り止んだ
あっというまの出来事さ あいつは私を通過した
  通り雨は行ったのさ 私は全身びしょぬれさ
  星がチラチラ光ってさ 私はプルプルふるえてた


【おいらがいつも見た夢は】 
 唄:中村君(橋本卓)
    おいらがいつも見た夢は フワフワ空に浮かぶ夢
おいらがいつも見た夢は 世界を空からながめてた
BLUEの大きなキャンバスに ふちどりのない夢を描いてた
あの娘と2人でプカプカと はてない夢を描いてた


【夏を数えて】 
 唄:サリーちゃん(桜太郎)
    星を数えて 夜に歩けば 眠れぬ自分に ふと気がついた
時を数えて 夜に踊れば あの角に消える 背中が見えた
夢を数えて 夜に歌えば 虫の音さえ 静まり返った
夏を数えて 夜に思えば 私は独人 風を聴く

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