砂時計 Library

このlibraryにありますのは各芝居のために作曲・演奏・録音した曲ですが、いわゆる"カラオケ"の状態で残っているもので、これだけ聞いても何が何だかよく分からないと思われるため、このような低い階層のページにまとめて収納しています。当時本演目を御覧頂いた方々や関係者の方々の"記憶の呼び戻し装置"程度のものとしてお聴き下さい。


【砂時計のテーマ】 
 唄:斎藤歩
    その頃裏町あたりでは 時が色褪せ落ちていった
その頃裏町あたりでは 時がしみ込み消えていった
 ポン引き達のつぶやきが 何やらたばこをもみ消して
易者は女の白い手に 終わらぬ悲劇を握らせた
  それでも時は降りてきた 砂にまみれて降りてきた
  それでも夜の裏町は 砂のむくろにおびえてた


【砂の落ちる音】 
 instrumental


【往来の唄】 
 唄:往来の歌手・ちい(桜太郎)
 −クラリネット:桜太郎−
    往く時 来る時 そのさなか
 往く人 来る人 そのはざま
行くみち 来るみち 立ち止まり
 往く声 来る声 ねえいいじゃない
往く唄 来る唄 さあ歌おう オーライ


【ちいの唄】 
 唄:往来の歌手・ちい(桜太郎)
    私の唄は 小さな小鳥
 そうよ 私はちい ちい ちい ちい


【卑怯者の唄】 
 唄:覗き作家・尾上河一郎(中井清史)
    卑怯者に風が吹く
飛んで消えろと風が吹く


【夜の公園のぶらんこ】 
 唄:往来の歌手・ちい(桜太郎)
    夜の公園のぶらんこがねえ
キーコ キーコ キーコ キコ
なんて私らしいのだろう

水たまりには糸ミミズ
キーコ キーコ キーコ キコ
なんて私らしいのだろう

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