Theater Archive
 大通公園テント芝居
1994年 ストラヴィンスキー祭文
1995年 花札伝綺
1996年 百億年の空
1997年 闖入者
1998年 サーカス物語(→バレン座)
 
1997年公演 闖入者

1997年(平成9年) 9月13(土)
 札幌市中央区大通西8丁目 大通公園特設テント
原作 安部公房
演出 盛合絶学
照明 高橋正和
衣装 上衒モモ
美術 都田正郎
舞台監督 ヤスダシン
制作 高橋佳人 須藤綾子 千見寺環 大畝郁子
協力 ラグラグラ劇場 長谷川周平 吉田ひでお 水島秀恵
音楽 橋本幸
役者 綾小路スミ 笠井真波 木村一哉 紅千鶴 コック人 都野健二郎 永利靖 松井みゆき 万葉健 久々湊恵
(クレジットは公演当初のポスター・ビラ等に記載のもので、その後の加入・交替等を反映していない場合があることを御了承下さい)



闖入者(ちんにゅうしゃ)

ほうぼう舎で一貫して斎藤歩の作・演出で芝居をやってきた私は非常に贅沢な経験をしたと思いますが、 一方で、その後の作品を通して出会った作・演出陣はこちらもそうそうたるもので、実に刺激的でした。
要はツイてるってことなんでしょうが、順に挙げても藤川志朗、本間盛行、永利靖、盛合学、そして高橋聡。

97年のテント芝居は安部公房原作の芝居「闖入者」。
そして演出に、小樽商科大学演劇戦線の往年の重鎮、盛合学を迎えました。盛合学、芝居の世界へ久しぶりの登場であります。
盛合氏はほうぼう舎の初期の段階から側面的に色々と応援してくれた1人ですが、それはそれとして、いつか盛合本人と一緒に芝居をやりたいと紅千鶴や私は思っていましたので、そういう意味では実に10年越しということになるわけですね。えらくかかったもんです。
*
ヒタヒタと低い足音が
 ザラザラザラザラ・・・むかでのように
階段上り廊下を通り抜け
「お邪魔しましょう!」
八号室、九号室・・・
「お父さん,お母さん,太郎,あやめ,次郎,すみれ,四郎,ぼたん!」
闖入家族                          >♪闖入家族


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