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intro-1 intro-2 melodyA-1 melodyA-2 melodyB-1 melodyB-2 ending

(以下、1ch '05.2.20より抜粋)

唐突ですが、先日、榊原郁恵さんの公式ホームページを制作しているという方からメールを頂きました。
当アワーにも色々な方にアクセスして頂いておりますが、これまたニュー・ジャンルのお客様が。ありがたい限りであります。

さてそのような方からなぜメールを頂いたかといいますと、お作りになっている榊原郁恵さんのHPの中に 「サウンド・スタジオ」と題して彼女の曲や音源に関するページを設けることを企画され、そんな時に、当アワーのギターのチャンネルがお目に触れたとのこと。

当アワーの当該チャンネルは、スーパー・マリオ、太陽にほえろ、ゲゲゲの鬼太郎など、普通の大人は取り上げないような曲を全力でギター用にアレンジするという危険なチャンネル。
そのチャンネルが今、思いもかけず作成中の郁恵さんHPの構想にフィットし、「榊原郁恵さんの曲をギター用にアレンジして弾いてくれないか」という、これまた危険すぎる依頼を受けるに至ったのでした。

 →以下、1チャンネル2005年2月20付記事

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  【tab譜 凡例】
青数字 : 右手親指でpickingします。基本的にベース・ラインです。
黒数字 : 右手人差指・中指でpickingします。基本的にメロディに当たる部分です。
灰数字 : ベース音でもメロディでもない、アクセントとして加えている音などを表記しています。

「6弦3f」等の表記 : 「6弦3フレット」を押さえることを表します。
「1st〜50th」の表記 : 小節数の通し番号です。

  【key=G】
原曲のキーと同じ Gプレイ で、そのまま榊原郁恵さんの歌とデュエットして頂ける寸法です。
ただ メロディの一番高い音は 1弦開放、一番低い音については 5弦2フレットと、相当低い音を使うため、 適当なところにカポを装着して全体のトーンを上げ、雰囲気を明るくするのも効果的です。

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    原曲はオーケストラの流れるようなストリングス。ギター1本で立ち向かうには冒頭からハードルが高いのですが、最初から諦めるのも何なので、 一応アレンジしてみました。

2nd及び4thの2弦3f〜5fは、原曲に忠実に、4拍分まるまるトリル(ハンマリング・オンとプリング・オフの連続)してもOKです。
私はどうも上手くトリルできなかったので、本譜のように弾いています。

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 5th
    原曲はエレキギターのチョーキングですが、アコースティック・ギターの3弦2fを1音引っ張り上げるのもなかなか無理があるので、開放弦(2弦開放)とグリッサンド(3弦4f→2f)を使って弾いています。
ベースラインの6弦3fは左手親指で押さえ、2弦3fを人差指、3弦4f→2fを中指でスライドさせます。

 6th
    3&4拍目の裏(2&3弦開放)は、無くても成立するのですが、ドライブ感を出すため入れています。
その際、弾いた直後に左手小指等を使ってミュートし、スタッカート気味に発音しますとよりキレが出るのでお試し下さい。

 7th
    5th同様、原曲はエレキギターによるチョーキングですが、ここも開放弦(1弦開放)とグリッサンド(3弦4f→2f→0f)を使って弾いています。

 8th
    6th同様です。

 10th
    1拍目は、コード・トーンがDで、コーラスのメロディがE。
距離の近い音を両方同時に出すと多少にごる感じになるため、E音(4弦2f)を先に出し、追っかけD音(5弦5f)を弾いています。

 10-12th
    私が言うのも何ですが、原曲の構成がとてもよく出来ていて、女性コーラス(9-10th)〜ギターのリフ(11th)〜榊原郁恵さんの「tyu-tyutyutyu」(12th)の連続攻撃が それぞれ同じ音で繋がれて行き、たたみかけるように歌に突入していきます。できるだけその感じが出るように弾きましょう。


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    ベースラインを短音で弾き続け、これにメロディを乗せていく、ベーシックな8ビートのパターンです。
6弦3fを薬指で固定し、メロディをその他の指で押さえます。

 14-15th
    ブルース等で1コードが続く場合に用いるちょろっとしたリフで、単調な感じを避けドライブ感を出すために挿入しています。
5弦3fは小指、1f→2fは人差指でスライドします。


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    A-1のベースラインの単調さが多少気になるという場合のバリエーションです。
バックの「tutu、tu、tu、tu」というコーラスのタイミングにベース音(6弦)のアクセントを合わせ、6弦3fの薬指を押さえたり浮かせたりを繰り返し、 人差指・薬指・小指でメロディを弾きます。
慣れるまでは妙なタイミングで別の指を浮かせてしまったりと混乱しますが、根気よく練習します。

もちろんこんなしち面倒なことをせずに、ストレートにA-1を2回繰り返しても全く問題ありません。
勢いという点ではシンプルなA-1の方が優れるような気もしますので、お好みによりお選び下さい。

 28th
    オクターブ違いの2音を連続させ、半音ずつ上昇します。
運指はやりやすければ何でも良いと思いますが、4拍目で次(29th)のEコードの準備に入っておく必要がありますので、5弦2fは中指で押弦します。


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     ベーシックに8ビートを刻むパターンです。

 28-29th
    AメロからBメロへの繋ぎをスムーズにする意図で、本来29thの頭に来る「君は僕の〜」の「き」(=2弦0f)の音を半拍前(=28thの最後)に持ってくると共に、 3弦開放から1fへのハンマリングを入れています。

 29-30th
    Eコードは普通に 3弦1f=人差指、4弦2f=薬指、5弦2f=中指で押さえた上で、メロディ部分の弾くのに必要になる4弦4f、〃3f、3弦2fは小指を活躍させます。

 36th
    トニック(ここではG)から6度(ここではE)へ進行する時の ストリングスによるオクターブ+3度によるフレーズで、榊原郁恵さんの曲のアレンジャーの方の十八番だったのか、 「Do It Bang Bang」(す、すごい曲名ですね・・・)のサビへの導入部でも全く同じフレーズが使われています。


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    Bメロのバリエーションです。
原曲のベースラインに忠実なのはこちらの方で、原曲ではこのベースラインが2回繰り返されています。
で、これがなかなか大変でして、橋本の演奏もよく聴くとメロディにかまけてベース音が8ビートを刻み切れず 音が抜けていたりとムラがありますが、 皆さんはバッチリ弾いて下さいね。

 37-38th
    特にこの2小節は動きが細かいため、ご参考まで、橋本が弾いた際の運指を記載します。


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    お疲れさまでした。エンディングです。
最後の48-49thは チョッパー・ベースでも弾いている気分で繰り返し、これまでの苦労を吹き飛ばしましょう。


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