Guitar Archive
Super Mario Bros.
太陽にほえろ!
 主題歌 愛のテーマ
 青春のテーマ サスペンス


UFO
サザエさん
Suntory Old
列車内jingle
妖怪人間ベム
夏のお嬢さん
ふたりはプリキュア
スナフキン
ルパン三世
ゲゲゲの鬼太郎
泳げたいやき君
 
サントリー・オールドCM


1.intro  2.melody  3.ending

♪ダンダンディランシュリラレ〜ン・・・。 意味不明のスキャットが心にしみる 1967年のサントリー・オールドのCM曲。
作曲は小林亜星さん、スキャットはサイラズ・モズレーさんという外国の方です。

「CM曲大全 19××」といった類のCDを聞くと分かりますが、スキャット一発というこの曲は同じ時代の中でも異彩を放っています。
商品とCMソングとのフィット感 という点でも良くできていて、先入観もあるんでしょうが これを聞くと確かにウィスキーが飲みたくなる感じがしませんか。 少なくともこの曲から「キンチョー」とか「ガリガリ君」を思い浮かべる人は少ないと思います。

そして時代は流れて1995年、「サントリー・ニュー・オールド」のCMで、再びこの曲にスポットが当たりました。
出演は田中祐子さん・長塚京三さん、そしてコピーは小野田隆雄さんの「恋は遠い日の花火ではない」ってヤツです。エッチですねー。
こうしたCMの世界は相変わらずサントリーの独壇場という感じで、またしても大ヒットCMに。

さてこの曲、全編ギター1本で演奏されているので是非ともレパートリーにしたいところですが、しかしそうは言っても突然「♪ダンダンディラ〜ン」と スキャットするというのもこれまた妙に照れるものがありますね。
そこで今回はこの曲をメロディとともにギター1本で弾くことにしましょう。

なおこの曲は、私の拾ったクラシックギターの音色がジャスト・フィットする貴重な1曲でもあるのです。

※Capoを3フレットに装着します

↑top


1.intro.

 第1小節
    のっけから失敗したのか狙ったのか微妙な雰囲気の2弦5〜3フレットのプリング。微妙に弾きましょう。




↑top


2.melody

    アルペジオの伴奏にスキャットのメロディーを重ねて弾いていきます。
TAB譜ではメロディを青色で表記しています。


伴奏は基本的に左のようなパターン。
赤がベース音で、トンカチャンカ、トンカチャンカ〜という典型的なフォーク風アルペジオです。
メロディと伴奏の音が重なる瞬間もあります(* 印) が、混乱しないよう弾きましょう。


 第2小節-@
    メロディが1弦5フレットまで飛ぶため、3弦開放だけを使ってアルペジオしています。押弦は、【5弦3f】=人差指、【1弦5f】=小指、【1弦3f】=中指です。


 第2小節-A
    太古の昔からEというコードをブルースっぽく弾く時の常套フレーズです。嗚呼、一体誰がこんなカッコ良いフレーズを考え出したのでしょう!
3弦の開放と1フレットをルーズにトリルし、そこにベース音の6弦開放やトップの1弦開放などをタイミング良く絡めます。




↑top


3.ending

    渋いテンション・ノートでも加えて終わるかと思いきや、最後は何のヒネリもないAm。
うまくリタルダンド(だんだん遅く)し、フッと目をつぶるか、遠い目をして弾くのが良いでしょう。




↑top